こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
なぜ中小企業診断士になったのか?
をつつるシリーズ、4回目です。
今日は、民間の受験校に通い始めたお話。
ささっと受験校を決めた私は、
早速、教科書を受け取りに行きました。
学校の入口にディスプレイされた
「それ」には、これまで生きてきた世界とはまるで違う
別世界のタイトルが。
「財務会計」
「情報システム」
「運営管理」
「経済学」--。
こういうことを学ぶために入学するのだと頭では理解していても
いざ目にすると、思わず後ずさります。
いまでこそ院卒ですが、私はもともと高卒です。
普通の高校を普通に出て、
夢だったエレクトーンの先生になるために
当時、ヤマハがやっていた
講師養成スクールに2年間通ったのち
講師養成スクールに2年間通ったのち
4年間エレクトーンの先生をしました。
そして1年間ニューヨークに語学留学し
帰国後、出版社に7年務めました。
そのとき、そのときで、
目の前のことに全力で取り組んできたとはいえ、
ようするに、
高校を出てから14年、
机上の「お勉強」とはまったく縁がありませんでした。
診断士の学校の話に戻ります。
私は単刀直入に学校の受付の人に聞きました。
「あの、、、『それ』、、、、
もしかして全部、頭に入れるんですか?」
「そういうことになりますね」
「・・・・・えーっ!!!

」



教科書を積み上げると、ゆうに30cmはあったと思います。
いや、そんなもんじゃない。50cmはあったような。
よく逃げなかった。
教科書を投げ捨てる決心もつかず
本も重いわ、気持ちも重い
よいこらしょと家に持って帰りました。
「・・・予習でもしてみたりして…」
学校のアドバイスどおり、始めてみました。
が、、、、、
が、、、、、、、、、!
書いてある日本語が理解できません。
日本語の記事を長年、書いてきた私。
日本語大好きの私。
なのに、日本語の文字が理解できないのです。
経済学のIS-LM分析。 、、、、、、「え?」
財務会計の損益計算書。、、、、、「は?」
※書類名は知っているけど、中身がわからない。
情報システムにいたっては
これは宇宙語か?
としか思えない言葉の羅列。

予習したくてもできませんってば。

いや本当に、よく逃げなかったと思います。