きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

定年退職について考えてみるYouTubeライブ

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。


YouTube
【瀬戸川礼子の幸せに働き生きるヒント】119回目は

「定年退職について考えてみるライブ」
をお届けしました。

www.youtube.com

 

1本の編集動画にするのが難しく、
まずはライブで語ってみようと思ったのです。

ご参加の方々からたくさんチャットを入れていただき
一緒に考えたり、笑っちゃったり、考えさせられたり
お陰でとても有意義なライブとなりました!
本当にありがとうございます。

 

~  ~  ~

ではここからはおまけブログです。

 

人間性だけが問われるお年頃

 

仕事をしている人は誰しも

「仕事をする」という行為が、

その人の人間性よりも重視されがちなので、

性格が悪くても目をつぶってもらえたりすると思うんです。


これがフリーランスだと、
そんな人には仕事を依頼しません、となるでしょうが
会社勤めだと、フリーランスに比べれば
性格はそれほど重視されにくい気がします。

しかも、大手に勤めていればなおさらでしょう。

 

で、とにかく仕事をしているうちは、
「仕事」が盾になるのでやっていけるのですが
人に冷たいとか、人にいばるとか、
人に感謝しないとか、マウント取るとか、
自分からコミュニケーションを取ろうとしないとか、
そういう人間性の低いことをやっていると、
やがてツケを払うことに
なってしまうんじゃないかと思うんです。

 

それは仕事を辞めた後の長い長い人生で。

 

お勤め時代は、10点満点で考えるとすると、

人間力が2点でも、仕事が5点なら、計7点となり、

落第にはなりません。

 

ところが仕事がなくなるとどうでしょう。

仕事は0点だから、人間力2点では、明らかに落第です。

 

その感覚のままで、私生活はうまくいきません。

定年後の私生活は恐らく「人間性」だけが問われるのです。

 

過去の栄光も多少は、覚えてもらえているでしょうが、

最優先事項にはならないでしょう。

 

でも、そんなに立派な人間性は求められていないと思います。

多額の寄付をしなくてもいい。

近所を毎朝掃除しなくてもいい。

ボランティアにいそしまなくてもいい。

 

ただ、

ちゃんとあいさつをする

笑顔を向ける

素直にありがとうを言う

素直にごめんなさいを言う

やたらと愚痴や文句を言わない

人を馬鹿にしない

身だしなみを整える

生活仕事を進んでやる

自分の機嫌は自分で取る

当たり前のことに感謝する

年齢や性別など関係なく人を敬う

 

要するに身近な人が喜ぶことをする。
しかも、コストゼロ。
これらができるだけで合格ラインじゃないでしょうか。

ほとんどの人に訪れる定年退職。
再就職する人も多いと思いますが、
上記は、そのときもきっと必要な項目のはずです。

 

肩書や会社という、いわゆるラベルがはがれても、
人の価値がはがれるわけではないと思います。

人間性が問われるお年頃になったら、
周りをもっと大切にする。
あいさつ、笑顔、優しい言葉、いくらでも大切にできます。
そうすればそれはきっと人間性を高め、
自分をも大切にすることになるのではないでしょうか。

私も自分に言い聞かせています。

 

www.youtube.com

 

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

『いい会社のよきリーダーが大切にしている7つのこと』