きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

「日本人はなぜ戦争に向かったのか」の再放送にくぎ付け

 

こんにちは。
土曜日の今日は、久しぶりに自宅でのんびりです。
そして、何気なくつけた
NHKスペシャル
の再放送 (2011年放送)にくぎ付け。

政治家も軍も、
「アメリカに勝てるわけがない」
と分かっていたのに、
誰一人、戦争回避の責任を背負おうとせず、
誰一人、「やめるべき」と言わなかった、と。


大事な話なので、テレビ画像、
撮らせてもらいました。
セリフだけくっつけてます。
 
 
てれび.jpg
 


国の方向性を決めるリーダーたちは
 
「誰かが『やめよう』と言ってくれないものか」
 
そうすれば自分は便乗するのに、
 
と思っていた、と。
 

なぜなら、「やめよう」の言い出しっぺは、
ひとことでいうと面目にかかわるからです。
 
世間体なんかよりも、
人の命のほうがはるかに重いのに、
自分から言い出すのを嫌がった。

~  ~  ~

どれほどの命が、
どれほどの未来が奪われたかを考えると、
暗澹たる気持ちになりました。

また、この国の国民の一人としては、
「ありそう」と想像がついたりして、
これが日本人の国民性の一つなんだと
強く思ったのでした。

先んじて動いて失敗するのを恐れ、
とりあえず様子を見て、
結局、後手に回る。流される。
 
コロナ禍でも当初、そうでしたもんね…。

これはリーダーだけの特性ではなく、
国民全体の特性でもあるのでしょう。

新しいことに挑戦するのも怖がるし、
すでにスタートしていたり、
スタートしかかったことを止めるのは
もっと怖がる。
 

そこを考える必要があると、
番組でも言っていたし、
ほんとそうだと思います。

また、マイケル・ポーターの
「戦略とは何をやらないかを決めることである」
が浮かびました。
ところで、なぜこの時期に
戦争番組が再放送されているのかというとーー、
80年前の1941年12月8日、
日本がアメリカ(ハワイ)の真珠湾を攻撃し、
太平洋戦争が始まった、とされているからです。

~  ~  ~

週末だから明るい話題にしたかったんですけど、
明るさより大事さを重視してアップしました。

明日収録のYouTubeのテーマがまだ決まっていない、
スタート前でうだうだしている
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子でした(≧∀≦*)

 
でもがんばってます♪
840.jpg

 

====