きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

孤独ってそんなに悪いこと? ~孤独には2種類ある~

 

こんにちは!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子です。

透過.png【幸せに働き生きるヒント 70th

今回のテーマは

「孤独ってそんなに悪いこと?」

 

こちら
Solo Travel Hacks (12).png

寒くて、人恋しくて、集まりの多い、華やかな12月。
一年で一番、孤独を感じやすい季節かもしれない、
と思ったのです。
ぜひご覧ください。

~  ~  ~

 

ではここからは、動画のおまけブログです♪

 


老子講座の先生の話 その一

第20章の解説で、先生は言われました。

「人間の原点は独りです。
 独りで生まれて独りで死ぬ
 “絶対的孤独”があります。
 これは悪いことではありません。
 独りを知る人は、目の前の人を得難く思い、
 一緒にいる時を大切にしようとする。
 孤独の先に大切なものがあるんです」

 

 

老子講座の先生の話 その二

私が考えた強要的孤独と主体的孤独の話を
先生に聞いてもらったら、こう言われました。

「そうかもしれないけど、
強要的孤独も主体的孤独も、結局、同じなんだよ。
孤独が嫌だと言う人は確かにいる。
でも、その境遇がある程度、続いているとしたら、
心のどこかでそれを望んでいる部分があるんだよ。
本人も気づかない深いところでそうなろうとしている。
だって、孤独にならない方法はいくらでもあるんだから」

ちょっと厳しく聞こえるかもしれませんが
先生自身が長い年月、孤独も絶望も体験
しているから説得力があります。

 

 

強要的孤独を感じる人へ

老子講座の先生は、
強要的孤独も本人が望んでいる、と言いました。
私もそれは否定しないです。

ただね~、そうはいっても…、
人はそれほど強くないっていうのがあります。

自分では望んでいないのに、
孤独になっていると感じている方に
この言葉を贈ります。

「私は傷を持っている。
 その傷から人の優しさがしみてくる」
(詩人・画家 星野富弘

星野富弘さんのように捉えられれば、
強要的孤独もまた意味を持ちます。

私も強要的孤独だった時期がありますが、
このときほど人の優しさを感じ、
このときほど心が育ったと思う時期はありません。

自分を卑下する必要はありません。
で、もしそこから脱したいならば、
ちょっと努力してみてはどうかなという話を
動画ではお伝えしました。がんばだよ~。

 

 

  孤独死っていけないこと?

極端な話に聞こえるかもしれませんが、
私は「孤独死」という表現にも疑問です。

一人暮らしの人が一人で亡くなると
「孤独」だったと決めつけて気の毒がります。

本当に寂しくて辛くて亡くなられたなら同情するし
気の毒だったなと思います。

でも、主体的孤独を選んだ人もいるわけで、
そうならば、気の毒と決めつけるのは侮辱では?

私が尊敬する老人病院「青梅慶友病院」の
大塚宣夫理事長もご著書の中で、
「孤独死は最後まで独りで立派に生きた証拠です」
と書かれています。私はこちら派です。

「孤独=悪」と決めつけるのは、
一部の人には合っているけれど、
一部の人には失礼な話になると思います。

 

 

最後にもう一つ。

ふと思い出した高校時代の一場面

今回の動画で、高校生のときの一場面を
思い出しました。何十年前だろう(笑)。

ある日、駅ナカの雑貨屋さんに一人でいたら、
同じクラスの男の子が前を通りかかり、
「一人?」と聞かれました。
「うん」と答えたら、

「孤独だね」と言って去っていきました。
いや~な言い方だったんですよね。
そっちだって一人だったじゃないの(笑)。

まあ後に、この男の子は
私に気があったことが判明しましたけどね(笑)。

で、17歳くらいだった私は、
当時から「そんなに変なことかな?」と思いました。

友だちと一緒じゃないと、
雑貨屋さんにも行けないの?
そんなわけないでしょ。
いつもいつも、誰かとつるんでいたくないよ。

今風に言うと「うっせーわ」ですよ。


ただ、私はこんな風に
「そっちがおかしい」と思えましたが、
人によっては「私がおかしい」と思い込み、
独りでいるのが怖くなる人もいるでしょう。
「人にどう思われるか」が気になってしまう人が…。

そういう方のためにも、
今回の動画では
ひとりでいたっていいんですよ、
と伝えたかったのです。

あ、もう一つあった。

 


クリスマスは必要なの?

クリスマスを一人で過ごすのは嫌だ、
孤独だと思う人が大勢いると思います。
私も前はそう思っていましたが、
いまは考えが変わりました。

クリスマスはイエス・キリストの誕生を祝う日。

日本人のクリスチャン人口は1%なので
99%の人は本当はクリスマスは関係ないんです。

どっちかというと、
死んだら仏教にお世話になるんです(笑)。

でも、お釈迦様の誕生日4月8日は何もしないし、
一人で過ごしても問題ありません。

ということは、クリスマスに一人で過ごしても
ノープロブレムなのです。

クリスチャンの方は教会に行けば誰かがいるし、
クリスチャンじゃない方は祝う必要がない。

だから本来、
クリスマスは誰も孤独にはならないのです。

みんながパーティしているから
自分もしなきゃいけないとか
思わなくて大丈夫なんですよ。

めでたしめでたし(≧∀≦*)


主体的孤独を大切にするようになってからのほうが、
いい仲間がいっぱい増えてます!
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子でした。



ご覧くださいね♪
Solo Travel Hacks (12).png

 新刊です。55人の女将さんのこころに触れた一冊。
おもてなしの原点 女将さんのこころ その三 - 瀬戸川 礼子
おもてなしの原点
女将さんのこころ その三 - 瀬戸川 礼子

 


顧客満足の失敗学』
こちら
「顧客満足」の失敗学 社員満足がCSを実現する! - 瀬戸川 礼子
 
 

「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川 礼子
「いい会社」のよきリーダーが
にしている7つのこと - 瀬戸川 礼