きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

自己実現的な人の15の特性 ~マズローのおいたち~

 

こんにちは!
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子です。

透過.png
【幸せに働き生きるヒント 68th】
アップしました。こちら。
68.png 

 

心理学者マズローが研究した
「自己実現的な人の15の特性」を紹介しています。

いくつ当てはまりますか?(^^)/

 

マズローの考えが好き過ぎて、
気付けば動画3部作になりました!

 

1回目はこちら
欲求5段階説は6段階あった!?」
66 マズロー.png

 

2回目はこちら
「自己実現に達した人の14の価値リスト」
67 価値リスト14.png

 
ぜひご覧ください。

~  ~  ~
 
ここからは、動画のおまけブログです♪

マズローのおいたち
 
心理学者アブラハム・マズローは、
ニューヨーク州で生まれ育ちました。
名前からわかるようにユダヤ人です。
 
マズローはこんな言葉を残しています。
 
「私はおそろしく不幸な子どもだった。
家庭はみじめで、母親はすさまじい人だった。
私は友達もなく、図書館で本に埋もれて大きくなった。
そんな子ども時代を送りながら、
今、私が精神病でないのは不思議なくらいだ」

父のサミュエル・マズローは、
ロシアの都市キエフに住んでいました。

当時のキエフには、
多数のユダヤ人が住んでいたのです。

父サミュエルは14歳で家を出て、
親戚のいるアメリカ・フィラデルフィアで
新しい生活を始めました。

アルバイトをしながら英語を学び、
2年後、別の親戚が住むニューヨークに移りました。
そこで樽の商売を始め、
従妹のローズと結婚します。
 

1908年4月1日、最初の子どもである
アブラハム・マズローが誕生しました。

ローズはさらに3人の息子と3人の娘を生みますが、
娘の一人は幼いうちに亡くなりました。

母ローズは迷信深い人で、
ささいなことも神の厳しい罰が当たるとして、
子どもたちをいましめました。

幼かったマズローは、さすがというか、
これに疑問を抱き、実験に変えていくのです。

例えば、
「窓からよじ登ったら大きくなれない」
と、母が迷信を言うと、

マズローはわざわざ窓からよじ登り、
自分の身長を計測して
本当に大きくなれないか、
実証実験したのです。

このようにしてマズローは、
宗教に対して不信感を持ち、
誇り高い無神論を発展させました。

~  ~  ~

マズローが子どものころは反ユダヤ主義が顕著で、
ブルックリンの居住区は危険がすぐ隣にありました。

それでもマズローは、家の中の緊張から逃げるように
数ブロック先の図書館に通いました。

小学校でも、教師の中に反ユダヤ感情が根強く、
マズローは教師からいじめられました。
生徒からも殴る蹴るをされました。

しかしマズローには、いじめの苦痛よりも、
知的好奇心が満たされる喜びが勝りました。

以上、
マズローの生涯が書かれた
真実の人間』を参考に記しました。


~  ~  ~

本には、もっと残酷な場面も書かれています。

「今、私が精神病でないのは不思議なくらいだ」

と、後にマズローが書いたことにも
納得できてしまいます。

とんでもない体験をしてきたマズロー。

それなのに、

心理学は「病的」な側面ばかり研究するのはおかしい、
 
「健康的」な面から学べることを提供すべきだ、
 
と、ポジティブな側面を考えるマズローは
 
本当に素晴らしいと思います!

~  ~  ~
 
今の世の中も、ネガティブな情報が多く入ってきます。
それも現実だし、
それも重要なものだったりします。
わかってます。
 
が!

世の中はネガティブな事象だけで
成り立っているのではありません。
ポジティブな事象がそこここにあります。
 
希望があります。
笑顔があります。
優しさがあります。
人は変われます。
環境も変えられます。
 
やはり私はそういう面をちゃんと見ていきたい。
ネガティブな情報や、不安をあおるほうが、
視聴回数が増やせたりするかもしれないけど、
そこには流されず、
自分がいいと思うことを伝えていきます。

マズローからこれからも学んでいきます♪
 
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子でした。
 
 
 

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