きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

返答が予想できても「あえて聞く」 ~インタビューの心得の一つ~

 

こんにちは。
今日はジャーナリストっぽく、
インタビューのコツを、お一つ。

 

それは、
返答が予想できても「あえて聞く」 
です。



相手の答えが予想できても
「なぜそう思ったんですか」と、
私はあえて聞くようにしています。



語彙が豊富な日本語の中から
どの単語を選ぶのか、
どんな表情で話すのか、
そのときの声のトーン、話の間。

 

そうした細部に
この人ならではの
思いが込められるからです。

 

例えば、一般論では普通、
こういう答えが返ってくるけど、
この人の考えはもっと深い!
と、発見があったりします。

 

また、思いが感じられなければ、
この件に関しては、
特別な思いは込められていない、
ということが分かります。

 

どちらにしても、
自分が勝手に「こうだろう」
と決めつけないで、
「あえて聞く」って大切です。



※より楽しいのは対面のほうですが
電話やオンラインのインタビューだと
打ち込みながら聞けるので効率的♪
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で、このとき肝心なのは、
質問者が保身に入らないことです。

 

「こんなことを聞いたら
 馬鹿に思われる」
「こんなことを聞いたら
 嫌な顔をされそうだ」

 

そんな風に先回りして、
質問を止めてしまっては、
聞けるものも聞けません。

 

本質に迫りたいなら
馬鹿なふりも必要です。

 

ま、私はふりじゃなくて
「地」なんですけれども (*´艸`*)

 

人に話を聞かせてもらう
インタビューの場は、
自分の賢さを披露する場ではなく、
「あなたのことが知りたい」と、
相手の真意を聞かせてもらう場です。
ここをぶらさないことです。

 

たまにはジャーナリストらしいことを
書いてみたりして。
この道28年の
経営ジャーナリスト・中小企業診断士
瀬戸川礼子でした。

 

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25 言い方.png

 

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