こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
2018.11.30
さかのぼりまして11月末、
日光市での2日間講演の宿泊先は、
湯西川温泉の旅館「平の高房」さんでした。 http://www.takafusa.jp/
(たいらのたかふさ)
ご主人の山城晃一さん(左)、女将の薫さん(右)と。
よくしていただきありがとうございます。
ロビーには、100年以上前の蓄音機や
ヤマハの初期のオルガンなどが置かれ、
さながら博物館のようです。
なんと、ご主人と女将さんの計らいで、
昭和5年製造のヤマハ リードオルガンを私、
弾かせていただきました♪
感激です
旅館の説明書きによると、
~リード(しんちゅうの薄い板)に空気を当てて振動させる オルガン。戦前の学校にあった足踏みオルガンは リードオルガンである。ヤマハの創業者・山葉寅楠が 初めて国産のオルガン製作を手掛けました。~
両足をパタパタ動かして奏でる
ふわふわした音がキュート。木目も装飾も美しい。
88年前の日本で作られた、もはや芸術品です。
「オルガン」という、当時は見慣れない楽器の魅力を
伝えたいという想いが籠っているようで
触れられる有り難さはひとしおでした。
ということで、現在は講演・研修講師、
かつてはヤマハエレクトーン講師だった私に訪れた
それはそれは貴重な機会であったのですが――、
いざというとき単一鍵盤のオルガンで弾けるのは
「ねこふんじゃった」だけだったと気付いた次第
でも意外と、ふわふわした柔らかな音色と
「ねこふんじゃった」は合っていましたよ。
下の写真も同じくヤマハのリードオルガンです。
前↑のオルガンより大きく立派で、音を変えられます。
どんな音が出るのかしら♪?
残念ながら、今は音が出ません。
修理にも相当のお金がかかるそうなのです。
美しいオルガンです。いつかなおりますように。
続いて、100年以上前の貴重な蓄音機で、
Begin the Bigin
you are my sunshine をかけてくださいました。
2つの蓄音機の音色は、共に優しく切なく暖かく。
この時代には生まれていないのに、
どこか懐かしく、追憶のひとときでした。
蓄音機は希望すれば、聞かせてもらえます。
私が聞いたのは朝でしたが、夜はさらに素敵だそうですよ。
「平の高房」さんの趣ある玄関。
ロビー空間。素敵です。
お料理は湯西川名物の囲炉裏料理。
高房さんは、「日本秘湯を守る会」の会員旅館です。
源泉掛け流し、弱アルカリ性の単純温泉。つるつるします
こちらは↓貸切風呂でございます。
お風呂から外に出ると、星がたくさん。 東京人にとっては貴重な夜空でした。
山城さん、お世話になりありがとうございます!
経営ジャーナリスト・講師の瀬戸川礼子でした。
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