昨日は「Tonashiba」(トナシバ)の
「重要思考勉強会」に参加しました。
運営会社はダイヤモンドメディア㈱です。
「隣の芝生は青い」が由来のトナシバは https://tonashiba.work/
異なる企業と企業とで社員をシェアしようという
新しい発想から生まれ、
こうした勉強会や社員研修なども行われる
企業間ネットワークです。
昨年、取材に伺った旅館「陣屋」でも、
自社開発のソフト「陣屋コネクト」を使っている
旅館同士のネットワークで
料理人や仲居のシェアを行っていると聞きました。
従来ではあり得なかった取り組みです。
これまでは、外から眺めていただけの隣の芝生。
垣根は低くても、
そこには透明で頑丈なバリアがあり、
容易に入っていけないものでした。
しかし、トナシバや陣屋コネクトように、
一部で、透明なバリアは溶け始めています。
芝生の境界線を超えて、
それぞれの青さをお互いに感じられる場が
実際に生まれているのです。
実際、昨夜の勉強会は、
トナシバに共感する人たちが
好き好きにサポートに当たっていて、
いい雰囲気でした。
さて、「重要思考勉強会」の講師は、
トナシバのメンバーであり、
『ティール組織』にも取り上げられている
㈱オズビジョンの執行役員・事業推進部長の松田光憲さん。 https://www.oz-vision.co.jp/
松田さんの師・三谷宏治さんの思考技術を基に、
グループでいろいろな演習をしながら
重要思考とは何かを楽しく学びました。
「決めるということは、捨てるということ」
と松田さん。
そして、何かを決めるとき(捨てるとき)は、
表面的なことに捉われないで、
「大事なことから考え・決める」ことが大切です、と。
ツールや方策から考えるんじゃなくて、
目的や前提から考え始める。
WHYの大切さ、ですね。
グループワークで
ほかの人の思考と自分の思考を交換し合っていると、
一人では気付きにくい「自分の思考のクセ」に気付けます。
重要思考は一日にしてならずだけど、
こういう気付きの繰り返しで
自分のものにしていきたいなあ。
勉強会の会場は、
アメリカで拡大し、日本にも上陸している
ワーキングスペース「wework新橋」でした。 https://www.wework.com/ja-JP/?utm_source=ads-google&gclid=Cj0KCQjw3KzdBRDWARIsAIJ8TMRMHG8dqnKlj8-5DP-LU__IdH_L38yaQiFAJRgOmxEQ1AdSZH1S_6UaAuEIEALw_wcB
お洒落な空間で、フリービール、フリー珈琲を手に、
いろいろな業界・会社が集って学ぶ。
これは同じテーブルだった方のビール。 2杯目、3杯目の方も普通にいます。
やっぱり、競争より共創の時代だな~と
あらためて感じました!
経営ジャーナリスト・講師の瀬戸川礼子でした。
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