きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

『日本でいちばん大切にしたい会社4』 出版記念講演会


恩師である坂本光司先生の、
累計65万部を突破した大人気シリーズ
『日本でいちばん大切にしたい会社4』(あさ出版)の
出版記念講演会に行ってきました。
画像












坂本先生をトップバッターに、

岩手で南部せんべいをつくっている小松製菓社長の小松努さん、

ネッツトヨタ南国相談役の横田英毅さんが1時間ずつ話されました。


写真は懇親会場での「質問コーナー」の風景です。

左から、小松さん、坂本先生、横田さん。

画像













お三方の話は、横田さんがいつも語っている
「一番大切なことは
 一番大切なことを
 一番大切にすること」
(スティーブン・R・コヴィー)

に尽きます。

・坂本先生: 一番大切なことは人間の命と生活。彼らの幸せです。 リストラは絶対にしてはいけなし、 社外社員である取引先の生活や幸せも同様に大切。 取引関係ではなく、思いやりによる感動こそが 互いの協力体制を生むんです。

・小松さん: 「企業は人なり」というのはそのとおりで、 「仁愛」こそが、人間の、経営の、基本です。 利益重視で愛や品性がなかったから、 虚偽表示や毒を入れるなどの事件が起こってしまったのだと思います。
・横田さん: 一番大切なことは社員の幸せです。 企業の目的はここにあるべきで、 例えば「永続させるために社員を幸せにする」というのはおかしい。 「社員の幸せを最優先したら永続という結果になった」 というのが正しい在り方でしょう。

坂本先生からは勇気を、 小松さんからは情愛を、 横田さんからは本質に迫っていく見事な論理や、 静かだけれど決して消えない炎をいただきました。
お三方ともかっこよくてしびれました。

感動でやたらと目が潤んでしまうし、 マスクの中は風邪で鼻たれ小僧になっているし、 私の顔の上でも大変な世界が繰り広げられました。

こういう方や企業を広く知っていただく使命を改めて感じた、
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。