「きれいな工場でしか 良い印刷物はつくれない」
この思いで、4S(整理・整頓・清掃・清潔)を徹底した工場を運営し、
「ワンストップサービス」を行なう「水上印刷」に行ってきました。
群馬の水上温泉にあるのではなくて、本社は新宿に、工場は多摩にあります。
http://www.mic-p.com/
印刷工場とは思えない、素敵なコミュニケーションスペース
多摩工場にて。
本社にて。水上社長と 松崎工場長を囲んで。
監理部長の河合さん、総務部次長の村山さん
「こんにちは!」とあいさつをする社員のみなさん。
気持ちのいい環境です。
工場(写真はHPから)
左は在庫室。必要な物を必要な量だけ。
インクを混ぜて「瀬戸川さんの好きな色をつくって差し上げます」と。
私は海のようなこの色を選びました。
いまはコンピューターが一瞬で調合を教えてくれます。
藍96.49%、紅1.55%、黄1.96%
適正な配分で練り出されたインキを、木原さんが上手に練ってくれます。
機械の説明も全部、入社2年目の彼女がしっかり担当されます。
「どんどん任せる」、「委譲する」ことを大切にしている会社です。
同じ色になりました。すごい機械です。
サービスも大切にしています。
いままで、印刷業界では工程が分業されていましたが…(図はHPより)
水上印刷はすべての工程を一元化。「ワンストップサービス」。
高い付加価値を支える大きな土台に、「ポルフ」があります。
ポルフ(Practical Program Of Revolutions in Factories)は、
55ヶ国(約300社)が取り入れている工程改善の実践プログラム。
前述の、4Sもその一つです。
導入するにはお金も時間もかかりますが、
同社はこれを13年続けてきました。
全国のいい会社は、諦めず、情熱を持ってやっていることを改めて思います。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。