計算なく利他的に人と付き合う魅力的な人は、
落ちぶれたときにも仲間が支えてくれる。
計算高く利己的に人と付き合う魅力のない人は、
落ちぶれたときに周りに誰もいなくなる。
前向きで肯定的な人の周りには、
そういう人が自然と集まる。
後ろ向きで否定的な人の周りには、
そういう人が自然と集まる。
ときどき、うっかり、
違うタイプの人が交じっても、
やがて、似た色に染まっていくか、
あるいは、染まらない人は、
そこから離れていくものです。
そして、やっぱり同じような色の人が
集う状態になっていきます。
また、
なんとなく音信不通になって忘れてしまう人もいれば、
何年、会わなくても、お互いに
思い続けていることを 感じ合える人もいます。
そういえばあの人どうしているかなと思っていると、
ちょうどその人から連絡が来たり、
ふと思いついて久しぶりに連絡してみたら、
いまあなたのことを考えていた、
と驚かれることもーー。
常々 思うのです。
高~いところから世の中を俯瞰してみると、
人はいつも「両想い」だな、と。
年齢も性別も業界も地域も何も関係なく、
知り合った人同士はみんな両想い、
と私は思うんです。
恋人同士が両想いなのは言うまでもありませんが、
嫌い同士も、嫌いという思いが両想いだし、
興味がない同士も、興味がないという点で両想いです。
…じゃあストーカーは?
それは、こんな風に考えられます。
彼らは、相手が好きで好きでたまらないと言うけれど、
大好きなはずの相手に嫌な思いや怖い思いをさせてまで
自分の気持ちを優先させるわけだから、
本当に好きなのは相手じゃなくて自分なんです。
それから、片思いというのも現実にはありますが、
それは、「好き」の度合いが違っているということで、
「好き VS 嫌い」の関係ではない気がします。
大きなくくりでは、「好き同士」ではないでしょうか。
ちょっと(かなり)、せつないけれど。。。
とにかく、 人はいつも両想い。
好きでも、
嫌いでも、
何とも思っていなくても、
その気持ちが両想い。
世界 約68億6400人の中で
出会った確率は奇跡的なもの。
きっと何かの意味があるのです。
せっかくの出会いだから、
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。