きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

ホテル・旅館100選 加賀屋が30年連続1位

 

2010年1月。
こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

 

旬刊旅行新聞新社が行なっている
「プロが選ぶ 日本のホテル・旅館100選」の
表彰式&パーティに行ってきました。

 

今年で35回目。
とうとう「加賀屋」(石川県・和倉温泉)が30年連続で
「総合部門1位」を保持し続ける快挙を成し遂げました。

 

総合部門
1位 加賀屋(石川)
2位 稲取銀水荘(静岡)
3位 日本の宿 古窯(山形)
4位 白玉の湯 泉慶・華鳳(新潟)
5位 草津白根観光ホテル櫻井(群馬)
6位 ホテル秀水園(鹿児島)
7位 水明館(岐阜)
8位 指宿白水館(鹿児島)
9位 あかん遊久の里 鶴雅(北海道)
10位 萬国屋(山形)




昨春、女将の小田真弓さんのインタビューにうかがった際、
女将さんはもちろん、広報の加賀谷さん、スタッフのみなさんが、
「自分たちの代で連覇を止めることだけは避けたい。
なんとか30年連続を果たしたい」とおっしゃっていましたが、
果たされましたね! おめでとうございます!
 
感想を伺うと、
「ほっとした」というのが最も素直な思いのようです。
ですよね。

 

昨年取材したときのブログはこちら

 

旅行新聞の石井貞徳社長は、
「30年の間には、いろいろな時代、時代があった。
その都度、時代に即した経営で1位を守ってきたのは
素晴らしいと思います。こういう旅館があるということは
われわれ業界人にとってありがたいことでもありますね」
と、コメントしてくれました。

 

確かに、変わりゆくニーズに寄り添ってきた結果ですね。

 

100選は、旅行業関係者が選ぶというその性質上、
どうしても旅行業者と提携しやすい大型旅館がランキングを
占める傾向にあるので、小規模旅館も別に表彰する仕組みを
設けています。これも時代のニーズに対応する形だと思います。



加賀屋の女将・小田真弓さんと。
今年11月には「台湾 加賀屋」が開業します。
画像










 

加賀屋の女将・小田真弓さんご登場。
全国55人の旅館の女将さんを、4ページずつ顔写真付きで紹介。
人生について、おもてなしについて、教育、地域活性について。
普段はあまり語られない心の内にぜひ触れてください。
おかみ3巻の表紙-文字大.jpg