こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
先週末、バレエアーティストの友人・緑間玲貴さんと、
松山バレエ団の「ジゼルとアルブレヒト」を観劇しました。
会場は大船の「鎌倉芸術館」です。
舞台はあまりに素晴らしく、
私は後半、涙が止まらなくなりました。
声をかけてくれた玲貴さんのお陰で、
終了後、私も関係者の皆さんと一緒に
舞台に上がらせてもらって、さらに大感激です。

3時間超の舞台を終えて、さぞかし疲労困憊しているでしょうに、
また、舞台はきっと聖域のはずなのに、
サポーターやファンの方々を大切にする大切さを教えていただきました。

すぐそこに森下洋子さんもいらっしゃいます。
舞台上で「瀬戸川さん?」と別の友人に声をかけられてびっくり。
友人は、主演で大御所の堀内充さんの友人ということで来ていたのです。
※下記は、後でその友人が送ってくれた写真です。私が映ってました。

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私がバレエを初めて観たのは高校生のとき。
森下洋子さん(松山バレエ団)のくるみ割り人形です。
世の中に、こんなに美しい世界があったのかと、
忘れられない舞台になりました。
『週刊ホテルレストラン』の記者になってからは、
著名人がホテルを語るコーナーに、
森下さんにどうしても出ていただきたくて、
1回断られても、2回断られてもオファーし続けました。
ついにOKをいただいたのは、たしか3年越しの5回目です。
いそいそとバレエ団にうかがうと、
森下洋子さんは少女のような空気をまとって登場され、
丁寧に質問に答えてくれました。
またコロナ禍でも一度、くるみ割り人形を観劇しました。
そして先日のジゼル。
森下さんは76歳でまだ舞台に立たれていました。
主演のジゼルはほかに5人いて、
場面ごとに交代するスタイルです。

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ジゼルは、現代では発表されないであろう物語だと思います。
純粋な若き村娘と、彼女をだまして付き合う男。
ショックのあまり、ジゼルは死んでしまいます。
ところが、結婚前に死んだ若い女は亡霊になるとされ、
ジゼルも「ウイリー」と呼ばれる亡霊になります。
そしてウイリーたちは、若い男を捕まえては死ぬまで踊らせるのです。
ただ、優しいジゼルは、愛する人をそんな目に遭わせたくない。
亡くなってもなお、彼を守ろうとするのでした。
(舞台によって、解釈は変わります)
現代人の私からすると、女性蔑視を感じる物語です。
昔の話は、どうしてもそういうのが多いんですが、
先日の舞台にはそうした色を感じませんでした。
性別も、立場も、善悪も、あの世とこの世も超越した、
美しくも高エネルギーの世界がありました。
新しい解釈なので、タイトルは「ジゼル」ではなく
「ジゼルとアルブレヒト」となっていました。
この舞台も忘れられないものになるでしょう。
☆5月24日には緑間玲貴さんのオリジナルバレエ
「ビゼーティン – 七つの星の物語 – 」があります。
今から楽しみです。https://www.tokoiriya.com/
玲貴さんが伊勢神宮でバレエを奉納した際、私も参列しました。
その翌日のYouTubeライブです。よろしければご覧ください。