こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
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【瀬戸川礼子の幸せに働き生きるヒント】118回目は
「アンコンシャスバイアスを自覚しよう!」がテーマです。
アンコンシャス unconscious は 無意識
バイアス bias は 偏見・思い込み
つまり「無意識の偏見」のことです。
これは誰でも必ず持っています。
例えば「親が小学校の先生をしている」
と聞くと、きっと多くの人は
母親?父親?どちら?と思うでしょう。
でも「親が大学教授をしている」
と聞くと、きっと多くの人は
父親を思い浮かべるのではないでしょうか?
これはアンコンシャスバイアスの一例です。
何か事象を見聞きすると、
そこから他のことを無意識に決めつけてしまいます。
これは生きる上、働く上で欠かせない能力なのですが
自分や人のやる気をなえさせたり、
チャンスを奪ったりするので要注意。
まずは自覚から始めましょう!
~ ~ ~
ではここからは「おまけブログ」です。
顔が見えない審査でオーケストラの多様性がアップ!
これはネット記事で知ったことです。
1970年代まで、米国の5大オーケストラでは、
女性の奏者は5%に満たない少なさでした。
そこで、以後の奏者オーディションでは、
顔が見えないようにスクリーンを置いて行いました。
すると、それまでは男性が多く通過していたのに、
女性の採用比率が倍増。国籍も多様になったそうです。
現在では、一流奏者の4割は女性に。
最初にこれを「やろう」と言って実行したのが
素晴らしいですね!
有価証券報告書に女性の管理職割合の記載義務
この3月から、
上場企業が必ず公表する「有価証券報告書」に
・女性の管理職割合
・男女の賃金格差
・男性の育児休業取得率などの記載が義務つけられました。
これは金融庁の「企業内容等の開示に関する内閣府令」です。
とりあえず全国の4,000社が対象となっています。
こうした「非財務情報」を載せる決まりが出来たことで
ジェンダーギャップの解消も期待されるところです。
「男性講師が来ると思った」
次は私の話です。
いまではだいぶ減りましたが、
講演活動を始めた24年前からしばらくは
全国、いろいろな会場で
「男性講師が来ると思った」と言われました。
チラシに顔写真があれば言われませんが、
企業やビジネスの話をする講師は男性だろう
という無意識の思い込みがあるのですね。
またチラシに顔写真が載っている場合は、
チラシの写真よりきれいだと
あからさまに言われたことも数回あります。
いずれも褒め言葉として言っているのが分かるし
私も不愉快になるほどではありませんが、
偏見だな~とか、顔より話の内容を重視してほしい
とは思います。
幸い、そういうことは言わないほうがいい
という感覚が徐々に浸透してきたようで、
最近はほぼ聞かなくなりました。
「女性が司会だと華やかになるから」
もう一つ私の話です。
私はマイクを持つ仕事は、講演や研修が主ですが、
これまでいろいろなシンポジウムの司会も
頼まれてやってきました。
そこでよく言われるのが
「女性が司会だと華やかになるから」です。
登壇者が男性ばかりになるから、
女性の司会者がいるとよいと。
そして、瀬戸川さんはスピーカーもできるから
司会とスピーカーを兼務してください、と。
スピーカーとして認められるのはうれしいですが、
私がアンコンシャスバイアスを感じるのは、
司会=アシスタント的な存在は女性がよい、
という考え方に対してです。
男性ばかりでは檀上が偏ると思うのなら、
スピーカーを男女半々にするほうが健全だと思います。
そういう場合、私はちょっと悩みます。
私が、華やかさのための司会はしたくないという理由で
仕事を断ってしまうと、
シンポジウムの女性登壇者がゼロになってしまう。
これでは、ビジネスの話は男性がするものだ、という
無意識の植え付けに貢献することになってしまう…。
それは次世代の若者たちのためにならない。
だから、まあ、司会としてスピーカーも兼務するか……、
そんな考えでお受けしてきました。
次にまた同じご依頼があったらどうしよう。
悩むなあ…。
「何回言っても聞いてくれない」
YouTubeでも撮りましたが、
仕事先で(自分の部下は、上司は)
「何回言っても聞いてくれない」と
聞くことがあります。
で、「実際、何回言いましたか?」と聞くと、
1回だけとか、2回くらいが多いんです。
つまりこれは、言われたら1回でやるべきだ
という無意識の決めつけが根底にあり、
ゆえに「何回言っても聞いてくれない」
という偏見になっている模様です。
逆に、1人に100回言うつもり、
みんなに5000回言うつもりでいれば、
「まだ10回しか言っていない」と思えるかも!
動画はこちらです。大事な話なので2本立て!
ということで、
アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)は
一生続くものなので、その都度、気を付けて
幸せに働き生きる方向に進んでいきたいですね。
こちら~。きっと役立つ内容です!
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

