きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)の現場にて



今日のテーマは、
アンコンシャス・バイアスの現場にて
です。

 

アンコンシャス・バイアスとは、
無意識の偏見のことです。
・コンシャス=意識
 → UNがつくと無意識
・バイアス=偏見

 

最近、私は聴衆として
その「無意識の偏見」の現場を体験しました。

 

ある話し合いを聞いていたら、
若い女性の発言をさえぎる
男性がいたんです。
前にもそういう行動が
何度もあったみたいで、
女性は言いました。

 

男性の発言はさえぎらないのに、
女性の発言はさえぎろうとする。
こういうことが無意識に行われるのを
アンコンシャス・バイアスと言って、
アメリカの調査では、
女性は男性の4倍、
発言をさえぎられやすい。

 

そうなんだ、と
私は興味深く耳をすませました。



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すると、その場にいた男性たちは
攻撃されたと思ったみたいで、
次々に正当化の言い訳を始めました。
誰もアンコンシャス・バイアスが
あったことを認めませんでした。
と、別の女性が先ほどの女性に加勢し、
アンコンシャス・バイアスだ、と言いました。



私は部外者でしたが、
女性たちが、おかしいことを「それはおかしい」
と発言する場面に遭遇し、
大切なことだ、と思いました。

 

もちろん、相手をぐさぐさ刺しちゃだめで、
(かえって耳をふさいでしまうから)
言い方が大事なんですが、
とにかく「言う」ってことが必要だな、と。

 

あの場にした人は、私も含めて
男性も女性もLGBTの人も区別なく、
「これがアンコンシャス・バイアスか」
と学習したことでしょう。

 

反論していた男性たちをはじめ、
女性も女性を差別することがありますので、
「女性の意見ばかりさえぎる」
ことを無意識にやっていた人は、
次にまたやろうとしたとき、
「あ、自分は男性の意見はさえぎらないのに、
 女性の意見はさえぎろうとしている」
と、気づくようになっているはずです。

 

これすごく大事だな~と思って。
なぜなら、
気づかない限り、直せませんから。

 

発言をさえぎる行為は、
アンコンシャス・バイアスの
ほんの一例なんですが、
気付くことから始めたいです。



clubhouseでの一場面なんですけどね。
clubhouseのことは
書いちゃいけないみたいなんですけど、
人物は特定されないし、
こういう情報は社会的に価値があるので
自分の判断で書きました。

 

アンコンシャス・バイアスに
どんどん気づいて直していきたいですね!

 

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子でした。

 

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