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中国の山奥の村に
あるおじいさんが住んでいました。
そのおじいさんのもとには
毎日、たくさんの人がはるばる訪ねて来ます。
悩みを抱えた人
心配で仕方ない人
不運を嘆く人
怒りに狂う人
悲しみに潰されそうな人
挫折から立ち上がれない人ーー
ところが、おじいさんに会うと
たちまち元気になり、
勇気と希望を得て帰って行くのです。
噂はひとづてに広まり、
訪ねる人が後を絶ちませんでした。
しかし、ある日、
おじいさんは突然、亡くなってしまいました。
おじいさんの葬儀には、
数え切れないほどの人が集まりました。
人々は、いかにおじいさんに救われたかを、
共に語り合いました。
葬儀の最後になって、
おじいさんの娘が挨拶をしました。
「今日はこんなにたくさんのみなさんが
遠くからお越しくださいました。
どうもありがとうございます。
生前は、耳も聞こえず、口もきけない父が、
さぞお世話をかけたことでしょう」
集まった人々は、唖然としました。
ある人は、抱き合って共に泣いてもらいました。
ある人は、たくさんの話を、
うなずきながら、とことん聞いてもらいました。
ある人は、一緒に腹を抱えて笑い合いました。
ある人は、ただひたすら寄り添ってもらいました。
おじさんは、耳が聞こえず、口もきけませんでした。
けれども、
「受け入れる心」
「認める心」
「開く心」
「相手に降りていく心」
があったのです。
批判や頼まれてもいない助言をすることなく、
そのままを受け入れてくれたおじいさん。
その心が、人々を励まし、救ったのでした。
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あ！ なんか…、ちょっと…、ひらめいた💡
この話をyoutubeで紹介したらいいんじゃないかしら！？
最初からブログのオチが決まっているような
うそっぽいきれいな流れになっていますが、
ほんと、いま、そう思いました。
おじいさん、私にもありがとう💗 
経営ジャーナリスト・中小企業診断士
YouTuberもやっている瀬戸川礼子でした。
【追伸 2021.6.7】
おじいさんの話、動画にしました！
こちらからどうぞ。
すべての動画はこちらです。
「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川 礼子
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