きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

「なぜ、人類は宗教を持つのか?」を冷静に理解しておこう

 

こんばんは。蒸し暑い一日でしたー。

 

今日のテーマは、ちょっと異色。
「なぜ、人は宗教を持つのか?を
 冷静に理解しておこう」 です。

 

前に、Eテレ『ヒトの秘密』

というシリーズで

「なぜ、人は宗教を持つのか?」

がテーマの回がありました。

 

進化生物学者のダイヤモンド博士が

講師を務める番組です。

 

その中で博士は、

4つの理由を掲げていました。

 

なぜ、人は宗教を持つのか?

 

1 不安を和らげる

2 悲惨なことが起きたときに心を癒す

3 支配者が人々を服従させる根拠

4 戦争の正当化

 

思うに、

1と2が本来の在り方でしょうが

3や4のために宗教を用いる人は

後を絶たないようです。

 

もともと世の中には、

そこはかとない不安を抱える人が

多かったと思うんです。

 

活躍している人と比べてしまうと

余計にそれが加速したりして。

そこにきてコロナショックが起き、

さらに不安が増したり、

新たに不安を抱えた人が

増えているかもしれません。

 

そんな人にとって、

1と2ならば宗教は救いになり、

3ならば依存してしまう可能性もあります。

 

信じている方を否定する気は全くないんです。

私自身は特定の信仰を持ちませんが、

何を信じるかは個人の自由ですから。

ただ、中には残念ながら

弱みに付け込むものもあると聞くので、

この時期、冷静に理解しておくことが

大事ではないかと思います。

 

 

昔々、二十歳くらいのころ

エレクトーンの試験のために

吉祥寺を歩いていたら、

若いお兄さんお姉さんが突如現れ、

楽し気なサークルに入らないかと

誘われました。

 

当時住んでいたのは埼玉県だったし、

あなた方のこと知らないしなあ。

でも「ここに名前を書いて」と言われ

用紙に目を落としたその矢先、

そのお兄さんお姉さんが一瞬、

ちらっと後ろを振り向いたのを

私は見たんです。

 

目線の先には、

別のお兄さんお姉さんが待機していて

こっちとあっちで目配せしていました。

 

「あ、私、カモなんだ」とさとり、

「予定があります」とか何とか言って、

何も書かずおいた用紙を返し、

その場を逃れた経験があります。

 

たぶん、あれは、そうだったんじゃないかな。

 

おさらいです。

ダイヤモント博士が考える人類が宗教を持つ理由は、

 

1 不安を和らげる

2 悲惨なことが起きたときに心を癒す

3 支配者が人々を服従させる根拠

4 戦争の正当化

 

不安を和らげるものであるはずが、

もしも「信じないと悪いことが起きる」

と、思い込まされたとしたら

不安をあおっているわけですから

本末転倒ですよね。

 

また、本当に素晴らしいものなら、

正体を隠さず、

最初から明らかにしたほうがいいですよね。

それに、神さまって、直接、話しことはないけど

信仰の有無に限らず、

太陽の光のように、

一人一人をあまねく照らして

くれているんじゃないかな。

いまのような大変な時期でも

私たちはそれなりに生きています。

 

それって「よくやってる」と思いませんか。

一人一人、よくやってますよ。

混沌とした中でよくやってる。

一番近くで自分を見ているのは自分。

自分で自分を褒めて認めよう!

 

【おまけ】

12月は真っ赤だったポインセチア、   いまは真みどりになりました!

 

講師で経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

 

 

「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子
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