こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
2018.1.25
今日は中小企業庁からのお声掛けで、
サウジアラビア政府の中小企業支援担当者の
方々に向けて講演させていただきました
(通訳の方に助けてもらいつつ)。
テーマは「中小企業に必要な支援とは?
~2600社の中小企業を訪ねて思うこと~」。
5日間で10を超えるプログラムの一つです。
ご存じのとおりサウジアラビアは石油大国ですが、
さまざまな産業をスモールビジネスから発展させたいとし、
日本を視察に来られたのです。
10人中3人は女性なんです。←日本より進んでいるのでは?
伝えたいことが山ほどある中、
講演では Management Philosophy(経営哲学)
に多くの時間を割きました。
公的機関が哲学(考え方)を支援することは少ないですが、
私はたくさんの会社を見させてもらって、
哲学なくして長く発展する会社づくりはないと思っています。
それはどの国でも同じに違いありません。
なので、3Goods(近江商人の三方良し)の話、
Performance(業績)は大事だが、
その先にあるMissonのほうが大事だという話などを、
いろいろな理由&いろいろな事例とともにお話ししました。
講演中の風景
「規模や業績は一番大切なことではありません。
ミッション(使命)を叶えるための道具です。
ご存じのトヨタやホンダも、
儲けるためにものづくりを始めたのではありません」
文化が違うから
どう受け取ってくださるか分かりませんでしたが、
やはり同じ人間同士、
共感・賛同をいただいて、安堵と喜びが押し寄せました。
中には財務の専門家もいらっしゃいましたが、
「業績よりもその先にある使命が大事だという話に、 その通りだと思いました」
と言ってくださいました。
夜のフェアウェルパーティも素晴らしい場で、
彼らの人柄の良さ、
情熱、
未来を見つめる姿勢など、
大いに心を動かされました。
それからですね、
自分の英語力(3歳児レベル)を否応なしに痛感しました。
私は、コミュニケーション欲はとってもあるんです。
語り合うことが好きなんです。
だからそばによって話しかけたり普通にするんです。
「May I ask something?」
「Join OK?」
「Do you have a dream?」
で、その後で、
相手の言っていることを半分しか理解できないことや、
自分の伝えたいことをちょっとしか英語にできない
ってことに気付くんです(笑)
ということで、なんとかせんといかんです。
サウジアラビアの方々と初めてお話できた今日のこと、
続きはこちらです!
setogawa015.hatenablog.com
journalistでspeakerのReiko Setogawaでした。