2017年の春先、
福井出張の際にいただいた「風船かずら」の種5つ。
ひと晩水につけて (4月15日)
つるがぐんぐん伸び、巻き毛がぐるぐる巻き付き (6月24日)
白い可憐な花が咲き、 (7月2日)
小さな緑の風船がどんどん膨らんで、
ころころ可愛い姿を楽しませてくれて、
(8月17日)
~季節はいつの間にか秋になって~
やがて…、茶色くしぼみながらも、
中ではハートデザインの新しい命を育んでいました♡
(10月28日)
命ってすごい。
なぜこんなことができるんでしょうね。
東京のベランダのプランターで生まれ、
思う存分、空に向かって伸びたかっただろうに、
手すりに横這いさせるほかなく、
出張で留守にしたり、
台風が来たりしたけれど、
1本も枯れずに半年間、楽しませてくれました。
本当にありがとう。
昔、取材したガーデナーが言っていました。
「種は命のタイムカプセルです」と。
それを聞いた瞬間、
「ああ、本当にそうだ」と、心から思い、
それ以降、私は出来る限り、
軽々しく種をもらわないようにしてきました。
芽吹くチャンスも与えずに
引き出しに入れっぱなしにしたり、
そのうちゴミにしてしまうことが罪深く思えてきたんです。
でも、この風船かずらは
子供のころ、友だちの庭で見てからずっと興味があって、
この機会に育ててみたいと思いました。
実際、植えてからの約200日間、楽しかった。
爪ほどの小さな風船が、
だんだん、だんだん、大きくなるんです。
巻き毛はもう、あたり構わず巻き付きます。
自分たちで巻き付き合うし、
洗濯にピンチにも巻き付いて、洗濯のピンチ!
植物って、生きるに必要なことをさまざま教えてくれます。
授かった4つの命のタイムカプセル。
もっといい場所で育ててくれる里親を探すからね。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士で
ベランダ―の瀬戸川礼子でした。
植物はいろいろなことを教えてくれます動画も撮っています!①
その②
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