こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
2015年9月29~30日「ホワイト経営大賞」の
“ホワイト経営合宿” 5回目に参加しました。
訪問したのは長野県の「中央タクシー」と「伊那食品工業」。
ナビゲーターはブロックスの西川敬一さんです。
まずは中央タクシー訪問の気づきをシェアします。
創業者で会長の宇都宮恒久さん(中央)を囲んで。
「中央タクシー」は、http://chuotaxi.co.jp/
「お客様が先、利益は後」を理念とする会社です。
人を運ぶ「運輸業」から、
心配りという付加価値を付けた「サービス業」へと発展してきました。
そして今、創業者で会長の宇都宮恒久さんは
「中央タクシーはもはやサービス業じゃない」と明言します。
高齢者や障がい者などのお客さまも大切にする同社。
「重病の息子がここまで生きられたのは中央タクシーさんのお陰です」
「走っている車を見るだけで幸せ」
「残り少ない命に幸せを与えてくれてありがとう」
そんな手紙が届くそうです。いくつものお話に思わず涙しました
同社では「プロパー」と呼んでいるドライバーの紹介。 壁に掲げられていました。アロハシャツを着て楽しそうです♪
心が温かくなった出来事を書く「ハートフルカード」 こちらも壁にたくさん掲げられていました。
宇都宮さんは、今の中央タクシーは、
サービス業を超えた「命に触れる仕事」をしていると言われました。
そして、ここまで来るのに25年かかったと。
目と足の不自由な年配のお客さまを設定した
ロールプレイングや朝礼もためになりました。
イエ~イ♪
最後に、グッとくるおまけです。
【宇都宮会長の語録】
・社員は指示命令で働くのではなく、社風で働く。
・お客さまの人生を守っている。
・既成概念という岩盤を貫いて理念が浸透する。
・その方法が店にとって便利なら、お客さまには不便利だ。
・長い人ほど、社風や教育によって人柄が磨がかれていく。
・私の誇りは社員。
・濁った水に、真水をスポイトでたらし続けた25年間。
・研修はお説教会じゃない。やる気をそいではだめ。
・「最後に勝つのは俺だ」。根拠のない自信がある(笑)
・「勇気を持ってやってみたらどうですか」
・エジソンは1万回挑戦したのだから、 我々は言い続けることに挑戦しなければならない。 私なんか10万回は言ったと思う。 すると、言い続ける方の説得力が高まる。
バスの車窓から。手を振って見送ってくれました。
中央タクシーのみなさん、ナビゲーターの西川さん、 ありがとうございます。
次回のホワイト経営合宿のナビゲーターは私が務めます。
西川さんからバトンタッチ
石坂産業さんでまるまる2日間学ぶ合宿! こちらからお申込みいただけますのでお待ちしています(^^)/ http://whitecompany.jp/kouza/camp/camp-01.html
ホワイト企業委員の瀬戸川礼子でした。