シンセサイザー奏者、キム・シンさんの コンサートへ初めて行ってきました。
「愛・地球博」で演奏されたり、
伊勢神宮 宇治橋渡始式で特別奉納演奏もされる方です。 http://space.geocities.jp/kimshin0126/home.html
コンサート会場は埼玉の越谷中央会館。
越谷はキムさんが長年住む街であり、
私が育った街でもあります。
このコンサートに声をかけてくれた方も越谷市民。
先日、長野信金さんのセミナー講師として
お声がけくださった方も、
奇遇にも越谷のご出身。 お
世話になっている病院の院長先生も長年越谷にいらしたし、
越谷つながりが加速中です。
いい街・越谷・ありがとう。
それで、キムさんの音楽は
三台のシンセサイザーを使って
幾重にも音が重なる雄大な世界でした。
瞳を閉じて聴いていると宇宙を漂っている気分。
でも、メロディーや音が優しいから寂しくなかったです。
シンセサイザーの曲には機械的なイメージがありましたが、
表情も声も話も穏やかな方の音楽なので、
人柄が音に転化されているかのようでした。
主催のボランティア会「愛と夢のメッセージ」
代表・山本京子さんも素敵でした。
ご年配の方で、パーキンソン病を発症しているため、
「手が震えるのがお見苦しいので舞台に上がるのは遠慮します」と、
舞台袖でマイクを持たれていらっしゃいましたが、
二回目のアンコールをあおるために、
ちょっと舞台に出て 客席に指を振ってうながしてみたり、
チャーミングなのです。
一番笑ったのは閉演後の言葉、
「ロビーで、キムシンさんの握手会を予定しております。
キムシンさんはご存じありませんが」 だって(笑)。
会場は爆笑してお開きとなりました。
大病を患いながらボランティア活動を続け、
ユーモアで人を笑わせられる。素敵です。
帰りは実家に寄って母の手料理を食べ、
それからエレクトーンを弾きまくり。
腕のなまりは気付かないことにして、
気分はキムさん。
すっかり満足して、東京に帰りました。
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