こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
沖縄での３つ目の予定は、
モノレール県庁前駅から徒歩１分の
「ホテルサンパレス球陽館」にて、
金城幸子さんのインタビューです。
金城さんは女将歴40年。
那覇市の宿泊施設はほとんどがホテルスタイルなので、
「女将さん」という存在はとても珍しいんですよ。
「お客さまに身体によい食事をたくさん食べていただきたい」と、
女将自ら、毎朝、新鮮な食材を仕入れに市場へ行かれています。
ホテルサンパレス球陽館のコンセプトは
「沖縄 ロハス スタイル」
客室ベランダには本物の植物が植えられています
（この写真はＨＰより）。
2006年には「モノレールから見える緑化コンテスト」
最優賞を受賞されました。
金城さんとは、実は15年前の1994年に
１度お付き合いがありました。
当時、私は『週刊ホテルレストラン』の編集記者。
毎週毎週、全国の旅館の女将さんに
エッセーを書いていただく連載ページ
「女将さんからの熱いメッセージ」を担当していました。
そのときはお電話でのやりとりでしたが、
沖縄で女将さんを探すのが大変 だったのと、
快く対応してくださったことで、
よく記憶に残っているのです。
さて、15年越しにお目にかかった金城さんは、
大らかで強く優しい雰囲気を たたえて登場されました。
若輩者の私が言うのもおこがましい話なのですが、
当時、送ってくださった顔写真の時代からいままでの間、
豊かに年を重ねて来られたのだなぁ、
素敵だなぁと感じました。
しかも！ 金城さんのその手には、
15年前の『週刊ホテルレストラン』が。
懐かしさと、こんなにきれいに
取っておいてくださったことのうれしさと、
時の流れの切なさと、、、。感無量でした。
ありがたいことです。
朝食バイキング。
新鮮な食材で作られたお惣菜が並びます。
果物は、さすが南国、ドラゴンフルーツ。
皮はきんぴらにするとおいしいそうですよ。
人気の客室は３Ｆに。
ベランダにも部屋にも植物が植えられています。
植物が客室にあると、心がなごみますよね。
でも、水やりや虫対策、子ども客への対策など
メンテナンスに意外と 手間取るので、
植物を部屋に置くところは全国的にも珍しいんです。 
ロビー階のくつろぎスペース。
郷土沖縄に関する本が並びます。 
かりゆしウェアは男女とも無料でレンタルできます。
ビジネスの場でも失礼に当たらない服なので、
ビジネスマンのレンタルも多いそうですが、
面白いことに派手な柄ほど 人気があるそうです。
きっと気持ちが解放されるのでしょうね♪ 
ロビー横の売店には、
このように南国フルーツのジャム（１つ８００円）や
質の高い黒砂糖などが置かれています。
金城さんが一つ一つ吟味して
仕入れている商品がいろいろと。 
すべての予定を終えた後は、
街をぶらぶら散歩です。
那覇の夕暮れを見て、帰途につきました。
ありがとう沖縄。また来ますね。
（親子シーサー見つけました）
ホテルサンパレス球陽館の
金城幸子さんをご紹介している、
『女将さんのこころ その一』
旅行新聞 ====
