「その会社や人を
応援したいなら買いなさい。
買えないものなら口コミしなさい。
それが『応援する』ということです」。
これは、3000社取材してきた私の2倍、
中小企業を見てこられた坂本光司先生の言葉です。
2007~2008年に学んだ
法政大学専門職大学院の授業で、
何度も熱く語られました。
コロナ禍の今、
思い出すことが増えています。
思い出すことが増えています。
こういう応援の話じゃないけど。
先生はこの中小企業論の授業で、
福島「柏屋」さんの名物・薄皮饅頭や、
静岡「たこまん」さんのお菓子など、
時々、私たち学生のために買ってきてくれました。
まさに有言実行です。
もちろん、両社ともに
人を大切にする会社だからです。
私もコロナ前から、
いろいろな取材先で本音を聞いてきました。
「『がんばってください』は嬉しいけど、
本当にそう思うなら買ってほしい」。
買ってほしいの部分は業態によって、
「食べにきてほしい」
「利用してほしい」
「発注してほしい」と、言葉が変わります。
出す方もお財布事情があるから、
すべてを応援することはできないけれど、
「その会社や人を
応援したいなら買いなさい。
買えないものなら口コミしなさい。
それが『応援する』ということです」。
この言葉は覚えておきたいと思います。
そしてお財布と相談しながら応援していくし、
口コミももちろんしていきます。
それぞれができることをしよう!
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子でした。