きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

「顔が怖いです~」


今日のテーマは、
「顔が怖いです~」です(笑)。

以前、経営者向け研修をしたときのことです。
10人くらいだったでしょうか、
少人数の研修で、
コの字型に席が組まれ、
講師の私はみなさんから最も見える席に。


研修はみなさん熱心に聞いてくれている…
とは感じましたが、

仏頂面で
・イナバウワーの途中みたいにふんぞり返って
・腕組みして
聞くタイプの方が多数いらしたんです。



それでも私、プロの講師ですから、
気にしない、気にしないと思って
にこやかに話を進めたんですが…、


いや待てよ、
社内のコミュニケーションの話を
しているのに、この状況、おかしくない?
とか頭の片隅で気づいてしまい、


途中で思わず、
「みなさん、怖いです〜」
心の声が出てしまった(≧∀≦*)


そうしたらですね。
わはははと笑いが起きまして、
「いや、全然、気付かなかった」
「そうか、こうしていると怖いのか」
「じゃあ、会社でもそう思われているのか」
「家でもそうだな」
「お前が怖いんだよ」と隣の経営者仲間を
お互いにからかい始めたりして、
一気に空気が和んだんです。


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この機会を逃すものかと私は、
「ほんと、怖いです~」と笑顔で畳みかけ、
私も同じポーズをやって見せました。
講師がやると、とっても感じ悪いですよね?
だったら、社長も同じですよね?
社内のコミュニケーション、しずらいですよね?と。



すると、
「今日はこれが知れただけでも来てよかった」
リーダー格の経営者が言ってくださって、
楽しい場になっちゃいました。


「顔」大事です。
顔は自分じゃなくて、相手が見るんです。
だから「自分は怖くない」は通じなくて、
相手から見たときに「この人は怖くない」ことが
ポイントになるんです。


今は画面越しに顔をみる機会も多いですから、
リアルよりも大袈裟にしておかないと、
笑顔が伝わりにくいですよね。


リアルでもリモートでも、
「怖いです~」って
周りはなかなか教えてくれません。

一緒に気を付けましょうね!


あの日の経営者のみなさまが今も、
あの時「わははは」と笑った
素敵な笑顔でいてくれたら嬉しいなー(^^)♬

経営ジャーナリスト・中小企業診断士
瀬戸川礼子でした。

笑顔の意味とは?方法は?ぜひどうぞ。
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