「代わりにトイレ行ってきて～」
これはずっと前に、
関西人なら誰でも知っている冗談だと
教えてもらった言葉です。
トイレに行きたいけど
テレビに夢中になっているときなんかに
使うんだそうです。ふふふ。
そのときは笑って聞いていたのですが
後々、あれって哲学的な言葉だよなあ、
と思い出すのです。
今日はある企業で研修でした。
私はこうした場でたまに思います。
「あ！そうか」と
パズルがカチッと合わさって腑に落ちたり、
「その考えもあるのか」とハッとしたり、
そういうことって、
本人が感じる以外に術がなくて、
世の中の誰も代わることはできないと。
だからこそ、
「あ！」の瞬間は素晴らしいのだと。
研修先からの素晴らしい眺め！
モノなら、代わりに買いに行って
その人に渡すことができるけれど、
その人に渡すことができるけれど、
体と心は代われない。
代わりに運動することも、
代わりに感動することもできない。
やはり本人が、
誰に言われなくても自主的にトイレに行って、
その間はテレビが見られないという
痛い思いを少しするんだけど、
早く済ませれば済ませるほど、
残りの時間がすがすがしく楽しく過ごせるって
実感することが一番！
つまり、
「すぐやれ」という意味でもあるし、
「やったほうがいいのは分かっているけど苦手」
ということから逃げないでやってみる、
という意味でもあります。
そしてやってみた次は、
すぐに諦めないで、２回、10回、50回、100回と、
何度もチャレンジし続けてみる。
そういうことかな。
そういう後押しをさせてもらうために私は、
最大限、
惜しみなく、
できることをしていきたいなあ。
と、再認識してすっきりしました。
最初から最後まで変なたとえになっちゃったけど（笑）。
講師で経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。
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