数年前から、毎月1本は映画を観ることにしています。
といっても、年間12本にはなかなか届かなくて、
だいたい毎年10本くらいに落ち着くのですが、
ある時、「映画も見ないような人生はさみしいな」と、
ふと思ったのです。
子供のころから映画はわりと観てきましたし。
想像力や感性を豊かにしてくれる気もします。
今日は、「万引き家族」と「バーフバリ」をはしご!
すごいセレクションをしてしまいました。
カンヌの最高賞おめでとうございます☆.。₀:*゚✲゚*:☆
万引き家族は、まるでノンフィクションのような世界、
バーフバリは、映画でしかありえない世界。
2時間1分と3時間17分で、合計5時間18分。
感情の海を泳いで泳いで…、
さすがにくたくたですが素晴らしかったです。
‘絆’という言葉は、
脚光を浴びたかと思えば、
使われすぎて安っぽい言葉のように
扱われたりしてきた感がありますが、
「万引き家族」は「絆ってなんだろう? 」
とあらためて考えさせてくれました。
映画を観終わった後にこのポスターを見ると、
観る前とは別の意味が切り取られているようで、
ほんと、心に迫ってきます。
この映画はフィクションだけれど
同じ日本社会の中に、こういう人たちがいる。
恵まれている環境にいる自分として
一抹の責任を感じずにはいられませんでした。
映画という作品を前にして、
また、社会的弱者の方々を前にして、
万引きはダメ、と正義を振りかざすのは違うと思う。
テレビで流れるニュースの一面だけでは
わからないことがあると思ったし、
全編を通じて、是枝監督の人間愛を感じました。
あの家族一人一人はいまどうしているかなあ。
元気でいてほしいなあ。
書いているとまた泣けてきます。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。
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