きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

ホワイト企業大賞主催の原田隆史さんの講演会


こんにちは。ジャーナリストの瀬戸川礼子です。
日本の気候は変わってしまったのでしょうか。
栃木・茨城・埼玉の大雨被害には心が痛みます。


昨夜9月9日は東京も大雨でした。
ハイヒールの中まで水たまりになってしまうほどでしたが、
そんな中、ホワイト企業大賞主催原田隆史さんの講演会が
盛況に行なわれました。

テーマは「自立型人材を育てる経営とは。        
社員のやりがい・幸せ・情熱・笑い・涙」


ホワイト企業大賞委員長の天外伺朗さん、
同企画委員の原田隆史さん(中央)と。

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原田メソッドの中から一つだけシェアさせていただきます。
組織の人たちがどのような状態にあるかを
客観的に見られるポジショニングマップ
です。
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自分はどこにいるのか、各々に印をつけてもらい、
全員分を一つのマップに記すと、全体の状態が分かるというものです。


ここから先は私の考えですが、
製造業なら製造だけ力を入れていけば会社が回っていくかといえば、
そんなはずはありません。
サービス業はサービスだけ力を入れていけば会社が回っていくかといえば、
そんなはずはありません。


誰だって、「自己肯定感」が必要で、
ポジショニングマップにある 「存在感は高く」「不安感は低く」 いたいのです。


仕事だから頑張るのが当然と言われても、人間はそうもいきません。
頑張るためには、自己肯定感に繋がる “やりがいという炎”が必要で、
どんなに素晴らしいマニュアルをつくっても、
それをやる人の心が温まっていなければ続きません。
感情を抜きしてやらせる時代はとっくに終わったんです。


今も、「仕事は厳しいものだ。だから態度もきつくていいのだ」と、
考える人はいますが、

仕事の厳しさ(品質やサービスなど徹底的にこだわってやる)と、
態度のきつさ(暴言、気持ちに無関心など)に相関関係はないんですよ。


仲良く笑顔で、互いに尊重・信頼し、爽やかに働く、でも仕事はとことんやる。
つまり、「存在感は高く」、「不安感は低く」という状態。
そういう会社こそ優良企業であり、その状態が好業績を継続させます。


先のポジショニングマップでは、組織全体の現状を把握します。
右上以外は良い状態ではありませんので、
右上に印が集まる理想の状態を目指して、いろいろな取り組みを行ないます。


原田さんのお話は、情熱的で笑いあり涙ありの楽しさがある上に、
たいへん論理的でした。
まさに「こころ+論理」。だからこそ普遍性があり、
学校、企業、家庭へと広めることができるのだなと思います☆

【気になるおまけ】
20年間、中学校の先生だった原田さんは、 カドカワドワンゴとの共同プロジェクトで、 沖縄うるま市の伊計島にユニークな通信制高校をつくる仕事もされています。 こちらもご覧ください。http://ed.kadokawadwango.co.jp/interview/010.html

ホワイト企業大賞委員の瀬戸川礼子でした。

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