こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
青森の女将さん2人を訪ねてみちのく一人旅してきました。
現地の移動はレンタカー、
1年ぶりの運転でしたが大丈夫
最初の取材は
「ホテルグランメール山海荘」の若女将・杉澤知恵（ともえ）さん。
国際交流としてグランメールで半年間、
働いたのをきっかけに、
台湾から嫁がれました。
写真のように、もう本当に可愛らしい方で、
気遣い、笑顔、ユーモア、会話など
人間力の高さにも感心しきり。
義母で女将のむつ子さんとも仲良しです。
台湾では高校～大学院まで
10年間日本語を学び、
通訳としても活躍されていた知恵さん。
「日本で自分の日本語を生かしてみたい。
日本文化に触れたい」
との願いは、
旅館の女将というこれ以上ない形で叶うことになりました。
雄大な日本海を眼下に臨めるホテルグランメール山海荘
30万年前の海水が温泉となった化石温泉に、海を見ながら浸かれます
8人まで泊まれる特別室
廊下の窓には岩手山（追分山）
こんなに広くて休憩もできるパブリックトイレ
創業女将であるむつ子さんのアイデアです。
知恵さんの使命は、
青森と東北の魅力を国内外へと広く伝えていくこと。
青森県知事が台湾などに観光営業に出向くときは、
知恵さんが通訳として同行するそうです。
これほどの適任者はいないでしょう。
義母で創業女将の杉澤むつ子さんが
大切にしている言葉を教えてくれました。
「耳二つもてば 一つは海を聞き 一つは神の声に備うる」
当日、グランメールは満館だったので、
同じ町内の姉妹店「水軍の宿」に泊めていただきました。
こちらも源泉掛け流しの湯です。
夕食の焼き物は、好きなものを選ばせてくれます。
名前は忘れましたが、初めて聞く、上から2つ目の魚をお願いしました。
白身のおいしいお魚でした。
今回も素敵な出会いに感謝。
記者っこの瀬戸川礼子でした。
「不老ふ死温泉」取材のブログはこちら
＜全国の女将さんを紹介した本のご紹介＞
『おもてなしの原点 女将さんのこころ』
ホテルグランメールの杉澤知恵さんは緑色の「その二」でご紹介しています
