マイケル・ジャクソンの映画 「THIS IS IT 」 よかったー。
幻となった復活コンサートがどのようにつくられていたのか、 監督から演出家、ミュージシャン、ダンサーなど、 どれほど多くのスタッフがこのコンサートに情熱を傾けていたのか、 そして何より、マイケル本人がどれほど音楽を愛し、大切に思い、 ファンに最高のステージを届けようとしていたのかーー、 ーー感無量でした。
何事もなく、完成されたコンサートが見られたのなら、 それは本当に素晴らしいことだったけれど、 いまだに信じがたい彼の死によって、 思いがけず世界中に披露されることとなったコンサートのプロセス。
奇しくも、彼を支えていた数えきれないスタッフの顔と名前と才能が、 世界中の人々の脳裏に残ることにもなりました。 マイケルがスタッフをねぎらうプレゼントなのかもしれないな、 なんて勝手に思いました。
~まだ映画を観ていない方で、観る前に先入観を持ちたくない方は、 ここから先は読まないでくださいね~
一流ばかりが集まって一流の作品をつくっているので、 映像もステージもなにしろカッコイイ!のですが、 このエンターテインメントには、「チームワーク」とか「評価」とか、 たくさんのキーワードもちりばめられていました。
*明るい 真剣勝負をしている中でも、みんな表情が明るい。 明るさってそれだけでパワーなんだな!
*みんながみんなを褒める プロなんだから出来て当たり前、と考える人がいないみたい。 「素晴らしいね」、「協力ありがとう」と、逐一ちゃんと評価する。
*誰も威張らない
*カリカリしても自己コントロールをしようと努めている
*出演者がファンでもある ダンサーたちは、自分の出番がないときもステージを離れず、 ノリノリでステージ上の練習風景を楽しんでいました。 会社に例えると愛社精神の塊のような感じです。 この状態は本当に強いんですよね。果てしない力が出る。
*チーム内に尊敬の念がある スタッフはマイケルと仕事をすることを人生の誇りにしているし、 「彼のためなら」とも思っている。 マイケルも、スタッフを尊重する言動を取っている。 たとえば、スタッフに指示を出すときに 「怒っているんじゃないよ。LOVEだよ」と配慮してあげていたり。
そうなんだ、やっぱり、どんなときも「愛」って大切なんだと 改めて教えてもらいました。
ワクワク映画を楽しみながら、心の隅がチクチクしていました。 マドンナのコメントを覚えていますか。 「私たちは彼を見捨てました」。この言葉にはグサッときました。 その通りだと感じたからです。
あんなに音楽を楽しませてもらったのに、 奇人変人ぶりばかりがクローズアップされる報道に感化され、 ここ数年は「変な人」「かわいそうな人」だなんて思っていたのです。 あれは彼のすべてではなく、一部でしかなかったのに、 奇人変人のイメージで彼のすべてを包んでしまった。 たとえ、住む世界が違い、一生会うことのない人であっても、 もう二度と、そんな冷たい思いを持ちたくない。 そして、彼に対する心からの感謝の思いが交錯して、 エンドロールではいっぱいいっぱいの気持ちになりました。
ありがとう マイケルジャクソン
マイケル・ジャクソン THIS IS IT デラックス・エディション(初回生産限定盤)
SMJ
2009-10-28
マイケル・ジャクソン
ユーザレビュー:
涙が出るマイケルジャ ...
ピースCDに関しては ...
永久の保存盤!!!永 ...
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