2018.6.28
「第2回 日本サービス大賞」の表彰式でした。
地方創生大臣賞「島根電工」 荒木恭司さん
2年に1度の賞です。
同賞の審査基準は3つ。
①サービスそのものの素晴らしさ、
②サービスを届ける仕組み(理念や人材含む)、
③サービス産業への寄与(伝承できるかなど)。
今回の受賞一覧 →http://service-award.jp/result02.html
会場では、
総務大臣賞「旅館 陣屋」の宮崎知子さん、
地方創生大臣賞「島根電工」の荒木恭司さん
優秀賞「オオクシ」(美容室)の大串哲史さん
と、取材でお世話になった方々と
再会&お祝いできました。
今回の内閣総理大臣賞は三菱地所でした
「え?」と思った人も少なくないようですが(私も)
丸の内という街を再構築していくために、
地域協働のプロデュースを長年やってきている
ことが評価されたようです。
ハード面というよりもソフト面への評価だと理解しました。
懇親会の場で、
同社の街ブランド推進部長の方に話を伺いました。
当初は、不動産業である自分たちが
サービス大賞に応募していいのかと思われたと。
でも、建物だけを作っているのではなく
会社と会社、人と人の連携がそこにはあると。
印象的だったのは、次のお話です。
丸ビルが再開発で生まれ変わって15年経った今、
ここにはベビーカーを押す人の姿が普通にある。
再開発以前には見られなかった光景を見るとき、
時間はかかるが街を豊かに変えることができる
と思えるんです、と。
言われてみれば、
20年前の丸の内にベビーカーは決してなかったし、
そういう人がいたら肩身の狭い思いをしたかもしれません。
そう考えると隔世の感があります。
同賞の委員長である野中郁次郎氏
日本サービス大賞は、
サービスに対する概念がそもそも広くて
そのうち製造業も登場しそうな感じです。
確かに、私もいろいろな業界を取材していて思うのは、
「すべての業界はサービスとは切り離せない」、
もっというと
「すべての業界はサービス業である」ということです。
同賞は、首相が登壇する賞でもあるから
ブランドを高める必要性もあると思いますが、
目に見えないものを図る賞が増えているのは
素敵なことだと思うし、
働く人もGDPも、ともに7割をサービス業が占める国として
サービスという価値にもっと脚光が当たればいいなと思います。
それでですね。
日本サービス大賞もいいですし、
私が携わらせてもらっている
「ホワイト企業大賞」もいい賞です。
ホワイト企業大賞は、
「社員の幸せと働きがい。社会への貢献を大切にしている企業」
を表彰しています。 http://whitecompany.jp/
こちらも興味を持ってもらえるとうれしいです!
ホワイト企業大賞 委員の瀬戸川礼子でした。
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