知人から星野富弘さんのことを聞いて以来、心に残っています。
星野さんは、道端にひっそりと咲く野草などを
優しいタッチで描かれる画家・詩人です。
http://www.tomihiro.jp/profile/index.htm
作品は口で筆をくわえて創作されます。
中学校の体育の先生をされていた30年前、
授業中に頸髄を損傷し、
一瞬で手足の自由を失われたのです。
「なずな」 (星野富弘作)
神様がたった一度だけ
この腕を動かしてくださるとしたら
母の肩をたたかせてもらおう
風に揺れる
ぺんぺん草の実をみていたら
そんな日が
本当に来るような気がした
星野さんについての話で一番、胸に残っているのは、
寝たきりになってから、
女性にプロポーズして結婚されたことです。
愛するがゆえに結婚しないというのも
考えの一つかもしれませんが
星野さんはプロポーズして、女性は受けた。
私はかえって、愛と覚悟を感じました。
いまもときどき、ふと、この話を思い出します。
瀬戸川礼子でした。
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いろいろある。それでも前を向いて生きていく。 人生哲学について、おもてなしの極意、社員教育のこと、 旅館の女将さん55人が語ってくれました。
『おもてなしの原点 女将さんのこころ』