きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

返事しづらいメッセージが届いたらどうスル?

 

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。


今日のテーマは、
返事しづらいメッセージが届いたとき、どうスル?問題  です。

 

数年前に一度、書いたことなのですが、
共感の声が多かった!
これ大事なので何度も書いていきたいです。

 

 

結論から言って、
私はスルーすることを自分に許してます。

 

自分で「こういう情報があったら教えて」など
頼んだことならば、
万が一、内容に齟齬(そご)があっても
もちろんお礼のお返事をします。当然ですよね。
 
知っている友だちや知り合いからのメッセージも
返事しずらいものはほぼないし、
スルーすることはまずありません。
基本的にメッセージはうれしいものです(^^)


けれども、下記は例外でスルーOKとしています。
あまり知らない人からの頼み事とか、
あまり知らない人からのご依頼とか、
あまり知らない人からの要望とか。


要するに、返事しづらいことを書いてくる方は、
親しい人の中にはいなくて、
「あまり(全く)知らない人」ばかりなのです(笑)

 

日ごろ、心の交流がないのに、
突然、返事しずらいメッセージが送られてくるわけです。

 

困ったなあ~が何度もあった結果、私は決めました。

 

勝手に送られたものは勝手にスルーしていい。
もし、私が同じことをしたらスルーされて当然。

 

これが私のスルールです    ← うまい(≧∇≦) 



まったくもう…と思うメッセージだとしても、
スルーするのは普通の人間としては心が痛みます。
 
でも、そこに痛みや時間をかけたくないので、
うじうじ悩みより、
さばさばと「スルール出動!」
「スルール」を決めておくと心が多少は楽です。



※いらすとやさんのスルーの画像は
 さすがにこれしかなかった(笑)。
car_drive_through.png



で、最近もスルール適用案件がありました。

 

「お久しぶりです」で始まるメッセージの半分は、
送り主都合の頼まれ事じゃないでしょうか?(笑)



・世間に評価されたいので記事を書いてください。
・本を出すので売り方を教えてください。
 → 私が教えてほしいわっ(笑)
・私の活動をシェアしてください。
・私が主催するこのイベントに来てください。



特に頭を抱えるのは「記事を書いて」です。
後継して間もない、まだ何もしていない人が
これを頼んでくるケースが最も多いです。
早く名を上げたいのでしょうけれども、
大事なのはそこですか?と思うし、
こちらはプロとして記者をやっているんですよ。
取材させてもらう大切な対象企業を
そんなに簡単に決めるはずがないでしょう。



プロの音楽家に、
「有名になりたいから私に曲を書いて」って
そんなに簡単に頼める話じゃないのと同じです。


要するに、
返事しづらい、スルーしたくなるメッセージは
相手に対する敬意が感じられないんです。
自分のことしか考えていない。



で、あまり知らない人たちがそうことをなさる。
文章でお説教なんてしたくないし、
そんなことに時間を取られたくないので
結局、スルールが適用されます。



でもたまに、あまり知らない人だけれど、
敬意が感じられる方がまれにいらっしゃいます。
取材はしないんだけど、
この方なら役に立つかもしれないと思う情報を
お伝えして、いつか取材させてくださいねと
お返事させていただくことはあります。



悩ましいのは、
スルーしたくなる方をスルーしても、
そういう方々は、なぜスルーされたか
内省しないだろうなということ。

 

私もそこそこ年を重ねてきたし、
「あなた、それ変ですよ」と
老婆心ながら伝えたほうが親切なのかな。
でも、伝えたところで、うるさがられそう。
……結局、スルールに戻ります。



スルー問題の背景には、敬意の有無があるというお話。
ここが前回より突っ込んだところです。

 

もちろん、私も気を付けます。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

 

YouTube配信中です。
YouTube.png
30個のサムネ.jpg



新刊『女将さんのこころ その三』
旅館の女将さん55人の人生哲学。こちら。
おかみ3巻の表紙-文字大.jpg
 

「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川 礼子
「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川 礼子