きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

著作権を侵害すると「〇〇」を失う

 

こんにちは!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子です。

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今回のテーマは

「著作権を侵害した人が失うものです。

 


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ちょっと怖いタイトルに
思われるかもしれませんが、
SNSが普及して、簡単に情報発信できるいま、
めちゃめちゃ大事なことなんです。
 
なにげなく他人の写真を使ってしまい、
著作権侵害で訴えられた人も実際にいます。
お金、時間、気持ちの負担が大きいうえに、
なによりも、〇〇を失いかねません。
気をつけましょう!
~  ~  ~


ではここからは【おまけブログ】です。

著作権の保護期間は
創作者が亡くなってから70年ですが、
私が中小企業診断士を受験していた頃は
死後50年だったんです。
 
20年も伸びたのはなぜかというとーー、
「ミッキーマウスの著作権が切れそうだったから」
 と言われていて、
「ミッキーマウス法」なんて俗称も聞きました。
 
ミッキーの著作権が失われるということは、
ライセンス契約で得られる巨額のお金も失います。
なので伸ばしたと噂されていました。
法律ってそんなんで変えられるのかしら?

~  ~  ~

私が初めて著作権侵害を目にしたのは
高校生のときでした。
おませさんです(笑)。
 
毎月購読していた音楽雑誌で見つけてしまいました。
うしろのほうのモノクロ誌面に、
ある有名ミュージシャン(故)が
エッセーを書いていたんです。
 
ある号で、今までで一番面白いエッセーが
掲載されたのですが、
それは、作家の椎名誠さんのエッセーを
盗作したものでした。
 
なぜわかったのかというと、
親せきのおばさんが当時、
椎名誠さんと知り合いで、
私はおばさんから本を借りて読んでいたからです。

びっくりしましたよ。
大の大人で、有名人が、
若い読者になんかバレないと思って
こんなずるいことをするんだって。
 
一応、念のため、音楽雑誌と椎名さんの本を
比べてみたけど、やっぱり盗作でした。

10代20代向けの音楽雑誌を読んでいる層と、
椎名誠さんの本を読んでいる層は、
ほとんど重なっていないと思われ、
編集部も気づいていないわけだし、
また同じことが繰り返されるかもしれない。
私は雑誌に付いていたはがきを使って
編集部宛てに盗作であることを伝えました。

さて、どうなったでしょうか?

編集部は、

私の手紙をスルーしました~。

有名ミュージシャンに忖度した模様です。
 

私は購読を止め、
ま、その影響は微塵もないと思いますが、
その音楽雑誌は5年後くらいに廃刊しました。

~  ~  ~

私は、SNSなどで自分が著作権侵害を
受けたときも、
ほかの人がほかの人の著作権を侵害
しているのを見つけたときにも、
これまでは見過ごしてきました。
 
なぜかというと、
さきほどの雑誌みたいな公のものではなく、
ほとんど影響力がない(読み手が非常に少ない)
SNSで見られるケースだったからです。
 
そこにかける自分の心労や費やす時間を考えると
見過ごすのが得策だと考えました。
 
でも一度、
講演の講師が、スライドに私の図表を
自分の創作物のように載せているのを
見てしまったことがありました。
 
その方は、あまり講演をしていない方だったので、
黙っていてあげようと思いましたが、
主催者にはそれを言わなければならない事情があって
ここだけの話として伝えました。
このように例外はありますが、
基本的に自分の胸にしまってきました。

でも、これからはどうしようかなあ……。
見つけたくないなあ。
というか、気を付けませんか?
意識を高めませんか?

まあ、いろいろなことが進展しているので、
きっと著作権についても、
意識が高まっていくでしょう、
と、期待しています!


経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。



 

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