きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

ブレインストーミング。表と裏の活かし方

 

こんにちは!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子です。

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今回のテーマは

「ブレインストーミング。表と裏の活かし方」です。

 

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ブレインストーミングは、
集団でのアイデア発想法として知られますが、
 
普段の会話にも大いに生かせるし、
表向きはアイデア発想法として取り入れ、
裏では〇〇〇をなおすツールとしても
活用できると思うんです。
 
一石二鳥だし、誰も傷つけることなく、
徐々に、徐々に、改善できるんじゃないかなと。
公私ともに役立てるのでどうぞご覧ください😊
 
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~  ~  ~
 
ここからは【おまけブログ】です。
 
ブレインストーミング(略してブレスト)
の具体的なやり方を書いておきます。
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※ 決まった方法はないので、だいたいこういう感じ、です。

① 目的(テーマ)を共有します
 ・何のためのブレストなのかを明確に。
 ・このテーマにするいきさつや
  必要な基礎知識があればそれも共有。
 ・「世界平和」みたいな大きすぎるテーマだと
   広がりすぎるし、ほぼ解決不可能なので注意。

② 人数は?
 3~10人くらいがいいです。
 多い場合はグループに分けます。

③ 時間は?
  一般的には1~3時間くらいでしょうか。
  決まりはありません。
   
④ 回数は?
  これも決まりはありません。
  ①の目的が明確になるまで、目途ができるまで
  繰り返すのが理想だと思います。

⑤ 役割は?
  全体の進行役と書記役がいるといいです。
  グループに分かれる場合は、
 それぞれ設けるとスムーズです。

⑥ 4つの原則
  これが非常に大切です。
  批判厳禁、質より量、結合改善、自由奔放。
  しっかり守って行います。
      ※詳しくは動画をご覧ください!
  
⑦ いよいよブレスト!
     できるだけ一人ひとり、まんべんなくアイデアを
  出してもらうように計らいます。
  進行役は明るく、声掛けをしましょう。
  付箋に太いペンをアイデアを書き、
  共有できるようにするといいです。

⑧ ブレストのまとめ
  たくさん付箋に書かれた意見は、
  KJ法(川喜田 二郎氏の発案)といって、
  グループ(カテゴリー)ごとに分けて整理します。

※おわび
動画でお名前が「川喜多 次郎」さんになっています。
正しくは「川喜田 二郎」さんです。ごめんなさい!

 

⑨ 普段使い
 ブレストはアイデア発想のためだけではなく、
 意見を言いやすくする場としても使えます。
 普段使いできるのが理想かと思います!

 

以上が、表向きのブレストの活用法です。
裏の活用法もぜひご活用ください。
詳しくは動画の最後3分半で~♪

 

~  ~  ~

ところで、
ビジネスの理論や方法って、
経済学者によるものが多いんですが、
このブレストは、
実業家で作家でもあるオズボーンさんが
広めたものなんです。
 
経営会議の閉そく感を打破したいと考え、
4つの原則のもとに行うブレストを
広めたんじゃないかなと思います。

 

それと、ほとんどこの手の手法は
ほとんとアメリカからやってきてるんですが、
KJ法は日本人の文化人類学者・川喜田 二郎氏が
考案したもので、これはかなり珍しいし、
日本人としてはちょっとうれしいです。

 

ブレストの裏表の活用方法、
ぜひご覧ください😊
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

 

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