こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
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【瀬戸川礼子の幸せに働き生きるヒント】
120回目のテーマはこちらです。
「業績が高いから、働きがいがある?
働きがいがあるから、業績が高い?」
03:16 働きがいと業績に抜けている観点
04:15 働きがいと業績の調査結果いろいろ
07:31 調査結果が示すものとは?
08:46 カワムラモータース河村将博さんの考え方
~お金からひもとく~ 12:34 私の思い
特に、いい会社づくりをされてきた
河村将博さんの考えにはっとさせられると思います。
ぜひ、ご覧ください!
~ ~ ~
では、ここからはおまけブログです。
業績ってそんなに気になる?
業績が高いから、働きがいが生まれると
考える人はとても多いと思いますが、
経営者ならともかく、社員の中で、
業績をいつも気にする人っているでしょうか?
例えば、上場企業はIRといって、
毎月、業績を公表していますが、
何%の社員がチェックしているでしょうか?
ほとんどしていないと思います。
それは、会社を信用しているからともいえます。
また、中小企業は公表義務はないですが、
社内限定で公表したとしても
関心を持たない人は多いです。
もっと言うと、経営者だって自社の業績に
あまり関心がない人、いますよ(笑)。
このことからも、業績が働きがいをもたらして
いるとは考えにくいです。
短期視点と長期視点
1年、2年、3年ほどの短期・中期で見れば、
業績をモチベーションにしてがんばる時期が
会社によってはあるかもしれません。
スタートアップ企業なんかはそうかもです。
でも会社って、何年にも渡って存在することを
前提に営まれています。
要するに、長期で考えたとき、
業績という外側に生まれた一過性のものを
糧にがんばるのではなく、
内側から湧き出る炎が糧になると思うのです。
長さで考えてもやはり働きがいがあるから、
業績につながるのではないでしょうか。
人的資本の情報開示がはじまるよ!
まさに今月、2023年3月から、
上場企業を対象として、
人的資本の情報開示が始まりました。
これまでは、業績や資本といった
お金=財務情報はしっかり開示されていましたが、
これからは、非財務情報を可視化しよう
という動きです。
非財務情報とは、
採用や研修、多様性があるか、安全性はどうかなど、
「人」についての情報開示です。
人的資本についての情報開示によって、
直接、働きがいが高まるとは思えませんが
少なくとも、
人に対する関心は高まるのではないでしょうか。
これからも「働きがい」についての動向を
私はしっかり感じていきたいと思います(^^)
ぜひご覧ください。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。