きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

「女性の時代? 意識をアップデートしよう」& YouTubeチャンネル登録1000人さん突破♪ 

 

こんにちは!経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

 

ありがとうございます.。*☆+.*.。☆゚+..。*゚
チャンネル登録1000人さんになりました!

1000人  nomi.jpg


ご覧くださっている方々、取材に協力くださる方々、
応援くださる方々のお陰です。本当にありがとうございます!

~  ~  ~


今日アップしたのは

「女性の時代? 意識をアップデートしよう」

こちら
78 女性の時代?.png

3月8日は国際女性デー

4月1日には女性活躍推進法が刷新されます。


国際女性デー
は、
世界的に、女性に選挙の投票権(参政権)
がなかった時代、NYでのデモ行進を記念して
つくられた日です。


日本では76年前まで、
女性に参政権がありませんでした。
考えられますか?
でも、歴史的には最近までそうだったんです。


~  ~  ~


ここからは動画で語り切れなかったことを
補足するおまけブログです。

今回、興味深いことがありました。

女性の時代、女性活躍をテーマに、
YouTubeでどんな動画があがっているか
いろいろ検索したんです。

でも、驚くほどアップ数が少なかった。

「わかる…」って思いました。

私だって、躊躇しなかったわけじゃないですもん。


なぜなら女性が、
「性別で役割を押し付けないでほしい」
とかって世間に言うのは、好まれないんです。

そこに気づけてよかったとか、
自分の意見を表明して立派だとか、
あまり評価されないテーマです。

むしろ、きつい人だとか、怖いとか、
可愛げがないとか、考え過ぎとか
思われる確率のほうが高いです。

今回のようなテーマで語ったら、
・私を嫌いになる人がいるだろうな
・登録者数が減っちゃうかもな
・いやなコメントが来るのは覚悟しなきゃ

と、あらかじめ考えました。


それでも、
女性の役割があまりに固定されている日本で、
それをないことにして
「幸せに働き生きるヒント」を伝え続けるのは
ずるいんじゃないかって気がしました。


現実として、
女性同士で平等かどうかの話になると、
まったくそうじゃない!という意見で
すんごい盛り上がるんですよ。


本当に うっぷんがたまっている。
だけど、多くの女性はそういうことは公言しないし、
SNSにも書きません。
そんなことをしたら生きにくくなる。
暗黙の了解があります。

~  ~  ~


私は一つ、仕事で後悔していることがあるんです。

20年以上、全国で講演活動をしてきたのに、
私の意識がいまほど育っていなかったため、
会社における女性の地位について、
ほとんど喋ってこなかったことです。


独立して働いてきたことや、
講師として「先生」と呼ばれる立場が多いため、
男女差別を受ける場面が少なかったと思われます。

もちろん何度かは、女性蔑視なことを言われ、
それらは全部、しっかり覚えていますが、
その都度、気持ちを切り替えて働いてきたのと、
そうしないとやってられないこともあり、
いまほど意識が向かなかったのです。

ああ、もっと前から
今日の動画のような発言をしていれば、
少しは働きやすくなった女性がいたかもしれない、
少しは「なるほど」と意識を変えてくれた人が
いたかもしれない。

私は、全国で発言するチャンスがあったのに、
活かせなかった、
女性に貢献してこなかった。
もったいないことをした。
忸怩たる思いがあるんです。

~  ~  ~

100年前、50年前、20年前、
世界的に女性の地位は低く、
言ってみれば、日本はその点、
諸外国と肩を並べていました。


ところが、
他の国がどんどん改善を進めたので、
日本はどんどん遅れていき、

男女平等のランキングで日本は、
156カ国中、120位の低さに甘んじています。


日本は不平等を望んだわけじゃありません。
ただ、進化しようとしなかったのです。
進化しなければ廃れていくのが自然の摂理です。


でも、私は日本が好きなので、
廃れてほしくありません。


そんなこんなで、
いろいろ思うところがあって、
この動画をつくりました。

こちら
78 女性の時代?.png

 

「私はこう思うけど、どう思いますか?」
という感じでつくってみました。


ダイバーシティコンサルタントの友だち
瀧井智美さんにもいろいろ話を聞いて、
わかりやすい事例も動画で紹介しています。

私や私の近しい女性の友だちが望むのは、

「女性の時代」「女性活躍」ではありません。

 

女性とか男性とかの線引きではなく、

性別で固定されない、多様性のある、

自由な社会を望んでいるのです。

 

それは、男性にとっても、

性別にとらわれない人にとっても

みんなが働きやすい、生きやすい社会だと思います。


このテーマは、また、撮ろう。

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

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