経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
「深い共感と対話 知的コンバットとは」
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今回は続き物で、前回はこちらです
人も組織も、ずっと変わらないと退化してしまうので、
イノベーション(変革)を続けるわけですね。
イノベーションって大々的なイメージが強いと思いますが、
実態は、日々の積み重ねなんです。
そして、その積み重ねの中で登場する、
理論や分析は、道具に過ぎません。
やはり、人間が変革をしていくのであり、
その人間の動力は「共感」だ、と主張されるのが
世界的な名著『知的創造企業』を書かれた
野中郁次郎氏と竹内弘高氏です。
私も、いい会社の取材を通してそう思います。
共感は人間と向き合うことなので、
これが苦手な人は、最初、苦痛でしょう。
実は、いい会社のよきリーダーたちの中に、
人見知りの人って結構いるんですよ。
私の感覚だと4割くらいはいるんじゃないかな。
だけど、逃げずに向き合って対話を重ねられました。
しかもですね。
努力をしていい会社になったからといって、
人見知りの性質が消えるわけじゃありません。
だから、本当は一人でいたいんだけど、
よっこらしょと、人に向き合うわけです。
よっこらしょの成果が出ず、
なかなか共感し合えないこともありますが、
何度も何度も重ねるんですよね。
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この動画もぜひご覧ください。
素晴らしい深い共感は、
そうそう簡単に得ることはできません。
だからこそ、お互いに感じられたときの
感動は忘れられないものになります。
相手になり切って、共に感じるのが「共感」です。
いま、ロシアが核をちらつかせて
ウクライナを侵攻していますが、
徹底的に胸襟を開いて
対話して、対話して、対話していたら、
仲良くはならないとしても、
戦争だけは回避できたかもしれない…
撤退を祈っています。
せめて自分の身近には小さな戦争を起こさず、
対話と深い共感の世界を描きたいものです。
人間にはその力がある、と思うのです。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。