きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

2022年12月15日リニューアルオープンの雲仙宮崎旅館を見学!

 

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

雲仙宮崎旅館・大女将の宮崎美雅子さんに会いに
伺ったブログをさきほどアップしました。こちら。

その際、リニューアルオープン間近の
雲仙宮崎旅館さんを美雅子さんと一緒に
見学させてもらいました。

 

右は美雅子さんと私、
左は息子で社長の高一さんと、妻で女将の千鶴子さんです。
再会もうれしい😊

 

雲仙随一の見事な景色を堪能できる、
素敵な旅館が生まれています。
http://www.miyazaki-ryokan.co.jp/


ロビー。自動ドアが開くと、
美しい庭がぱ~っといっぱいに広がります。

 

昭和4年創業、93年の歴史の中で、
全館建て替えはこれで2回目。

 

建て替えプロジェクトが始まったのは5年前でした。
その後、ちょうどというか、奇しくもというか、

更地にして建て替える期間が、
ぴったりコロナ禍と重なったのです。

 

これほどの幸運があるでしょうか。

でも、幸運を喜ぶというよりも、
ご先祖さまへの感謝と、
ますます謙虚さを忘れないようにしなければ、
と語る美雅子さんなのでした。

 

エントランス。裏側に山と庭が広がります。

 

ご長男で社長の宮崎高一さんは、
自館のことだけではなく、
雲仙の、長崎の、九州の発展も
考えて来られたと思います。

家具、食材、デザインに
ローカルファーストが貫かれています。

 

1Fの食事処です。部屋食は基本的にないようですが、
個室があります。

 

4Fの特別室です

 

上の特別室には、源泉かけ流しの温泉がついています♨

 

4F専用のラウンジです。テーブルの中央からは本物の火が出て
焚火の感覚が味わえるそうです。いいな~。

 

 

大浴場と窓の向こうは露天風呂です。男女入れ代わります。

 

サウナも男女それぞれあります

 

家族風呂は3つ

 

1Fのくつろぎスペースのガラス戸と看板は、
前の雲仙宮崎旅館のロビーにあったもの。
ここに前の名残があります。

 

 

驚いたのは、リニューアルオープンの5年前に、
妻で女将の千鶴子さんと、
信頼おける建築士さんら6人で
建て替えプロジェクトチームを結成して以降、
なんと毎月 欠かさず合宿を重ねたという話です。

いったい何十回、話し合いをしてきたのでしょう。

 

建築士さんとの出会いもユニークです。
高一さんは自ら建築の本を求めて歩かれました。
そして、ふと手にした300円の中古本の中に、
「これだ!」と思うデザインを見つけたというのです。

建築士さんは人間的にも素晴らしい方で
意気投合されたようです。

 

ドアノブの突起が景観を邪魔しないよう、

引き戸を主にするなど、

そこまで考えるのかと驚くような工夫が

館内の髄所にあるそうです。

 

3Fの客室。眺望を邪魔しないように、長いテーブルが
客室と一体化しています。

 

客室ベランダからの眺め

 

こちらもベランダにて。春はつつじがきれいです。
後ろの白い部分は、雲仙宮崎旅館の源泉の湯気です。

 

お散歩が楽しい、雲仙地獄(左側から入る)のすぐ近くで、
雲仙宮崎旅館のお庭からも、雲仙地獄めぐりができます。

 

徹底的に思いが表現された館内は、

すっきりとセンスよく、

遊び心も感じられる空間でした。

 

井川さんがご案内くださいました。
ありがとうございます。

 

次は宿泊客として参ります!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

 

大女将の宮崎美雅子さんもご紹介している
女将さんのこころ』(赤い表紙)
おかみ3巻の表紙-文字大.jpg