こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
今日のテーマはこちらです。
ご先祖さま。40代さかのぼれば1兆人ごえ！
前に、祖先を10代さかのぼると1024人になると聞き、
実際にノートに書いてみたことがあります。
途中からすごい数になってきて、
小さく書き直さないと、ノートに入りきれなかったです。
10代すべて書き、実際に数えたら、
本当に1024人でした。すごい。
５代さかのぼった時点で62人。倍々で増えていきます。
10代で1024人になるのもすごいんですけど、
もっとすごい数字が出てきます！
20代さかのぼると、なんと104万8576人に。
27代で1億人をこえ、
30代で10億7374万1824人。
で、
40代さかのぼるとーー、
１兆0995億1162万7770人。
思わず吹き出しましたよね。
１兆って！
ちなみに、いまから1000年前（鎌倉幕府の頃）の
日本人の人口は590万人くらいです。
さらに、1代を20年で計算すると、
10代前は江戸末期（推定人口 3300万人）
20代前は江戸初期
30代前は室町時代（人口1500万人）
40代前は平安時代（人口550万人）
ご先祖さまを40代さかのぼると
1兆人ごえになるのに、
40代前の人生は550万人しかいない。
直結して考える数字ではないのでしょうが
不思議な気がします。
で、
私が何を言いたかったのかと言うと、
３つあります。
・一つはやはり、一人一人のご先祖さまのお陰で
今の自分が在ることは感謝しかないということです。
誰か一人が欠けても私はいなかった。
有ることが難しい。
だから「有り難う」と心から思います。
・もう一つは、かといって、私で代が途絶えても
大丈夫である、ということです。
なぜなら、これだけたくさんのご先祖さまがいるなら、
私たち現代人は遠い時代のどこかで血のつながりがある
と考えることができます。だって1兆人ですよ？
ならば、家の血にこだわることはなく、
人類の未来がつながっていけばよろしい。
広い広い視点でみれば、血縁にこだわりすぎる
こともないのです。
・もう一つは旧統一教会のセンスのなさです。
数日前にテレビでやっていたんですけど、
縄文時代までさかのぼって先祖供養をさせるとか。
（この場合は1代30年として120代までさかのぼる）
40代で1兆人ごえなんですから、
いったい何人の供養をしなきゃいけないのか。
ご先祖さまは、1000人も100万人も、
1億、10億、1兆人以上もいるんですから、
そりゃ中には後悔して亡くなった人もいるだろうし、
悪さを働いた人もいるでしょう、
人殺しをした人だっているはずです。
国の人口を越えちゃってるんですから
いい人ばかりなはずがありません（笑）。
その亡くなった人たちの供養を、
現役の一人の人間に大金を積ませてさせるなんて
常識を逸脱しています。
ご先祖さまは1兆人ごえ！
つまりこれは、
日本の人口の約１万倍もいることになります（笑）。
あの世で苦しんでるご先祖もいるかもしれないけど、
それは自分で修行してがんばってもらう。
ほとんどのご先祖さまは、現役の人間である私たちに、
自分の重荷を持たせようなんて思ってないと思います。
いま最先端で生きている私たち一人一人が
地獄に落ちるなどの恐怖心に囚われて生きるのではなく、
心がわくわくする楽しいことを精一杯やってほしい、
そう思ってくれているんじゃないでしょうか。
ご先祖さまって、昔は普通の人間だったわけですから、
人間の苦しみも喜びも知って見守ってくれているはず。
うらめしや～みたいなウェットな存在じゃないと思う。
なんかもっとこう、
こっちはこっちでやってるから、
そっちはそっちで楽しむんだよって
淡々と見ててくれるような存在だと感じるんですけどね！
１兆人ごえの応援団がいると思ったら
最強って感じがしてきます。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。
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