きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

美瑛でワーケーション⑤ 「君は星のかけらなんだよ」

 

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

2022年9月9~15日まで滞在した北海道・美瑛での
ワーケーション(ほぼバケーション)滞在記5回目です。

1回目 美瑛に行ってきました
2回目 滞在先について
3回目 丘めぐり
4回目 熊倉聖子さんの美瑛愛

そして今回は「宇宙」の話です。

 

美瑛には天文館があります。

ここは郷土の歴史、自然、農業、観光なども学べるので、

正式名称は 「丘のまち郷土学館 美宙(みそら)」といいます。

 

 

私たち一行は、美宙の学芸員で星のソムリエである荒明さんに、

宇宙や星の話をお聞きしたり、

巨大な反射望遠鏡で星々を見せていただいて、

「わあ!」が連呼される童心の時を過ごしました。

 

荒明さんのレクチャー。恒星の進化について。
高温で明るいと寿命が短く、低温で暗いと寿命が長い。

 

質量」の話もしてくれました。

質量があるということは、
引き付ける力があるということ。

私たち人間は質量を有する存在であり、
つまり、引き付ける力が備わっているのだと。
いいお話。

口径40cmの大きな反射望遠鏡

 

わあ! 土星! 2022.9.10撮影

 

私、土星を見るのは小学生のとき以来です。
同級生の男の子が、明け方の校庭で
大きな望遠鏡を覗かせてくれたのです。

あの日、目には見えない土星が
小さくぼんやりと、
でも、しっかりと、
望遠鏡の中で光っていました。


だから、美宙で再び土星を観た時、
「ああ、懐かしい」と思いました。


·*:☆..。o*゚·*:☆..。o*゚·*:☆..。o

 

ベガ! おり姫の星です。

ダイヤモンド以上にキラッキラ。ため息の出る美しさ。

 

 

ちなみに、ベガは25年前(25光年)の光です。

つまり、1997年に発せられた光が、

やっと地球に届いたんです。

 

土星は80光分(年ではなく分)と比較的近いので

80分前に発せられた光です。

 

近いといったって、遠いですよね。

壮大すぎて距離感……、わけがわかりません(笑)。

 

·*:☆..。o*゚·*:☆..。o*゚·*:☆..。o*

 

そして、星と同じくらい感動したのが

言葉でした。

 

「君は星のかけらなんだよ」

これは、宇宙物理学者で館長の佐治晴夫さんの言葉です。

「ああ、そうだ」って思いませんか?

この日、佐治先生はいらっしゃいませんでしたが、

前のブログで紹介した聖子さんが

「土星が見たい!」と言う娘さんをここに連れて来たところ

佐治先生と偶然、会うことができたそうです。

そして、この言葉を娘さんに語ってくれたそうなのです。

なんて、すてきな!

なんて、ロマンチックな先生なんでしょう。

 

たくさんを出されているので、拝読します。

 

 

そして、もう一つは、先にご紹介した
学芸員で星のソムリエ・荒明さんの言葉です。

 

「私たちは 宇宙が誕生した138億年前に一緒でした。

 だから、出会う人はすべて

『はじめまして』ではなくて

『久しぶりです』 『懐かしい』なんです」

 

……素敵すぎる·*:☆.*゚·*:☆..。

私が土星に抱いた気持ちと同じ感じかな。

 

外に出ると、満月と木星が輝いていました。



宇宙が心にあると、
世界や問題を俯瞰できる気がします。

 

そもそも宇宙の中に生きてるのに
俗世間にいると、それを忘れてしまう。

私は宇宙であり、宇宙は私である。

いつでも心に宇宙を。

 

続いては、⑥美瑛町図書館のお話。こちら

 

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。