きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

成功の可能性が1%しかなくても、459回挑戦すれば99%になる

 

こんにちは。
昨日は猛暑の中、移動、移動で、疲れてしまいました。
(ブログを書かなかった言い訳)

 

ずっと前に当ブログで書きましたが、
最近、ふと思い出した言葉を
今日はご紹介します。

 
「成功の可能性が1%しかなくても、
2回やれば成功率は1.99%
50回なら39.5%
100回やれば63.4%
459回挑戦すれば99%になるんです」

世界初のミドリムシの
大量培養に成功するまで1000回以上失敗。
499社に取り引きを断わられても
諦めなかったユーグレナ出雲充さんから、
8年前の取材で聞きました。

~  ~  ~

今回は算数やります。
最初、
1%の成功率ということは、
99%の失敗確率になります。

で、2回目のチャレンジでは、
失敗確率は、99%×99%=98.01%
つまり成功確率は100-98.01=1.99%
1回目に比べて約2倍になりましたね。


3回目のチャレンジでは、
失敗確率は、98.01%×99%=97.0299%
成功確率は、100-97.0299=2.9701%
2回目に比べて約1.5倍になりました。


4回目のチャレンジでは、
失敗確率は、97.0299%×99%=96.0596%
成功確率は、100-96.0596=3.9404%

というように、少しずつ成功確率が高まるわけです。

~  ~  ~

ところがユーグレナの出雲さんは、
大量培養に1000回失敗し、
ついに成功しても、499社に取引を断られた。

培養も、取引先を探す営業も、
99%の成功確率になる459回を
とっくに超えちゃってます。

研究の大変さはもちろんのこと、
世界で初めて素晴らしい栄養のある
ミドリムシの大量培養に成功したのに、
499社が取引を断るって…、
かなり凹む状況じゃないかと思います。
それでも諦めなかったことに感服です。


ちなみに、取引しましょうと言ってくれた
一社目は伊藤忠商事だそうです。
先見の明があるとはこのことですね。
有名商社が手を組んでくれたお陰で、
ほかの会社が安心して取引してくれるように
なった面はすごーく大きいと思います。

~  ~  ~

私は失敗したことがない。
ただ、1万通りの、
うまく行かない方法を見つけただけだ。

私たちの最大の弱点は諦めることにある。
成功するのに最も確実な方法は、
常にもう一回だけ試してみることだ。

これは両方、エジソンの言葉です。
そうなんだけど、これができない。
諦めなければできる、という保証もない。


それでもやり続けるってーー
「狂気」なんだろうな。

人を傷つける狂気ではなく、
情熱の上をいくような、
いい意味での「狂気」です。
先日のホワイトアカデミーで
西精工の西さんが言っていた
「狂気」がやはりここでも浮かんできます。
そのときのblogはこちら。

こういう狂気が持てたら、幸せですよね。

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子でした。

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