きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

5W1Hが伝わっていない問題 ~すぐ聞く極意~

 

今日の東京の感染者数は2447人。
 
これにはちょっと驚きましたが、
私はマスクとハンドジェル装備で
今年初のスポーツジムに行きました。
 
体がだらけると心もだらけてしまって、
これはよろしくないです。
マシンを一つ終えるごとに、
マシンと手を消毒して気を付けています。

 

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さて、今日のテーマは、
「5W1Hが伝わっていない問題」です。
 
誰が、いつ、どこで、何を、なぜ、どのように
のことですよね。
ほとんど方はご存じだと思います。
 
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だけど、これを会話に生かしているかは別なんです。
28年、記者をしていると、
「5W1Hが伝わっていない問題」に気づかされます。



例えば、インタビューや友だちとの雑談中、
「あれ?」と思って確認すると、
話の主語や時期が変わっていたりするんです。



自分の話をしていたはずなのに、
いつの間にか、他の人の話になっていたり、
現在の話が過去の話になっていたりします。



それが取材なら、後で私は原稿を書くので、
5W1H を明快に理解していないとまずい。
なので、あいまいな話し方をする人には、
その瞬間、タイミングを逃さず、柔らかに確認します。

 

だけど、
こういう仕事をしていない人は、
口を挟みづらいだろうな~、と思います。




だけど、本当は確認したほうがいいんです。
ホントにね、
誰が、いつ、どこで、何を~を
あいまいにして話す人、多いですから。



本人は頭の中で分かっているけど、
聞くほうは「? ? ?」です。



そして、「それは誰のこと?」って聞かれた側の人は、
「あ、私の話し方は5W1Hができていないんだな」
なんて考えません(笑)。
だからずーっとこういう話し方を続けちゃいます。



ですので、「あれ?」と思ったら、
「それは誰のこと?」
「それはどこの話?」
「それはいつの話?」と確認したほうがいいです。



まあ、確認するほどの話じゃなければ、
そのままスルーでいいんですけど、
仕事の場合は、それじゃ困りますよね。



私の見立てでは、この勘違いを放置して、
あとあと面倒な事態になっているケースが
わりとあります。



いい会社の経営者は、この点、しっかりされていて、
誤解がない話し方をされます。
だから、社内の意思疎通・情報伝達もうまくいきます。



5W1Hをしっかり伝えるというのは、
コミュニケーションの基本のキです。



ですが、伝える側が5W1Hを活用できない場合、
聞く側が、確認する必要があります。
「怒らせたらどうしよう」とか心配かもしれませんが、
がんばって確認してくださいね。



確認するコツは、
その瞬間、柔らかく聞くことです。
「あれ?」と思った瞬間、
または相手が息継ぎをするタイミングで
パっとすぐ聞きます。



「ちょっといいですか、
 今のは〇〇さんのことですよね?」
「あ、すみません、いまのは〇〇でしたか?」
みたいな感じで。

 

聞くのが当然という雰囲気で、
できれば、ビビらず聞きます。




間をおいてしまうと
「分からないのに、分かったふりをしていた」
ということになってしまうので、
「すぐ聞く」のがポイント
やわらかくね。



やってみてくださいね~(^^)/
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子でした。

 

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