きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

石切り職人の話 ~同じ仕事なのに、向き合い方が違うのはなぜ?~


本日、28回目となります
youtube【幸せに働き生きるヒント】を
アップしました。
テーマは「石切り職人の話」です。
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ビジネス系の研修では、
良く知られたスタンダートな話ですが、
一般的にはほとんど知られていないと思います。

これは、昔のヨーロッパの話で、
3人の石切り職人が登場します。
3人の職人さんは
「石を切る」という同じ仕事をしているのに、
仕事の価値観が全く違うのです。

それはなぜか?

自分自身や周りの人たちの
働くことに対する向き合い方や姿勢を
客観的に考えるに最適な話なので、
動画で撮っておこうと思いました。
社内研修でもお使いいただけます。

ぜひご覧ください。10分間です。
※ベレー帽に刺しているピンは、友だち手作りの贈り物。
 動画のいちばん最後にかぶってます。
28 サムネ.png
チャンネル登録、大歓迎💗

~  ~  ~
動画で言い忘れてしまったことを書きます(≧∀≦*)
   ↓
3人の職人さんが切った石についてです。
想像するしかありませんが、
誰の石が一番 使いやすいでしょうね?

これは、
モノそのものの品質の話でもあるし、
日本古来の考えとして、
モノにも命が宿るとしたら、
誰の石が一番 いい石でしょうね?
という話でもあります。

と、いま書いていたら、
西精工の経営者・西さんの言葉を思い出しました。
「品質とは人格である」
しびれる言葉じゃないですか!?
ものづくりは、単なる機械的な仕事じゃありません。
どんな仕事ももちろんそうです。
人間の思いが、そこには吹き込まれるはずです。

私のチャンネルでは、
西精工さんの人格を育む組織づくりを
ご紹介しています。こちらもぜひご覧ください。
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~   ~   ~
石切り職人の話は、
いろいろなバージョンがあるようです。
私は1990年発刊の『真実の瞬間』
という本で知りましたが、
(発刊から10年後の2000年ごろ読みました)
ドラッガーさんも本に書かれていて、
これはまた違うバージョンです。
いろいろなバージョンがありますが、
要するに、同じ仕事でも向き合い方が違う
ことを客観視し、
あなたは誰を選ぶ?
誰として選ばれたい?
それにはどうすればいい?
ということを考える機会をくれています。

ちなみに私は3人目でございます(*^^*)
ではまた~♪