クリスマス・イブですね。
いかがお過ごしでしょうか。
さて、今日のテーマは、
「言い方を変えるだけでちょっと前向き」です。
私は落語がわりと好きなんですが、
長屋の住民が主人公の話が多いんですよね。
長屋の住民と言えば、
「宵越しの銭は持たねえ」ってセリフがあります。
聞いたことありますよね?
だけどたぶん、正確には、
「持たねえ」んじゃなくて、
「持てねえ」んだと思います。
そんな余裕はないはずだから。
だけど、
「持たねえ」って言い変えると、
情けなさがこう、ぐっと減りまして、
粋な感じになるんでございます。
武士は食わねど高楊枝、的な。
このように、
言い方を変えるだけで、
ちょっと前向きになれることって
現代でもたくさんあります。
駄目だった→挑戦した
どうせ→せっかく
疲れた→頑張った
凹む→成長中
などなど。
ネガティブな気持ちが
必ずしも悪いとは思わないけれど、
ちょっと明るい表現をすることを
チョイスできるといいですよね。
よかったら、上記の言葉、
使ってみてください(^^)
え~、以下は本論とは関係ないんですが、
ちなみに落語で私がいちばん好きなのは「芝浜」。
古典落語の名作なのでいろいろな方が演じてます。
私は古今亭志ん生、そして三代目桂三木助のバージョンが好きだなー。
この芝浜を、去年ヨーロッパ旅行中に、
モンテネグロのレストランで、
友だちの前で5分バージョンで話しまして、
シチュエーションに、はなはだ合わないにもかからず、
涙ぐませたことがあるんですよ。ええ。
ということで、
クリスマスイブにふさわしくないけど
覚えておくとちょっと使える、
長屋の町民魂に学ぶ、というお話でございました。
では~(^^)/
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子でした。
瀬戸川礼子でした。
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