オンライン会議、セミナー、授業など
画面越しのやりとりが
もはや当たり前になった2020年。
いまいち一体感がない、共感性が薄い、
とお悩みの方はいらっしゃいますか?
昨夜(2020.11.11)の「ためしてガッテン」で、
「うなずき」が共感や一体感を生むと、
紹介されていました。
ある大学の先生は、それを理解した上で、
生徒の誰かを「うなずき担当」にして、
積極的に心からうなずいてもらうように
したそうです。
すると!
ほかの人のうなずきや笑顔が増え、
一体感が得られるようになったそうです。
あと面白かったのは、ラッパーが登場した場面。
お題に出された言葉(蟹など)の韻を踏み、
その場でラップを上手に繰り広げるのですが、
ラッパーの方がよくやる例の
身振り手振りができないように腕くみしてもらうと、
出てくる言葉が半減してしまうんです。
あの動きには意味があったんですね!
そしてそして、さらに面白いのは、
腕くみしたラッパーの目の前に、
大きくうなずいてリズムを取る人を立たせると、
ラッパーさんは自分が動けない代わりに、
動いている人を見ることができるので、
韻を踏んだ言葉が出やすくなるのです。
共振している感じ。
なるほどね~と感心しました。
このように、
「うなずき」は人と人の間に流れる
見えない思いをつないでくれる
非常に重要な要素です。
オンライン会議が盛り上がらないと
思っている方は、
まずは自分が積極的にうなづき、
また「うなずき担当」を設けるなどして、
一体感や共感を得られる場づくりを
されてみてはいかがでしょうか?😊
で、どうでもいい話ですが、
実は私、「ためしてガッテン!」が
放送される前日に、
「オンラインで大事なはずだから、
うなずきの大切さのことを書こう」
って思っていたんです。
ほんとですってば。
そしたら、
先にTVで取り上げられてしまって悔しい(笑)。
だけどまあ、TVのほうが圧倒的に
いい情報が広まるからやっぱり嬉しい。
ちなみに私の本
の162ページにうなづきの大切さを書いております。
あいづちも大事なんですが、
うなづきは音を出さずに、共感が伝えられ、
楽しいときも悲しいときも、うなずきは万能です!
ほなまた~。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子でした。
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