きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

たった1本の茎から535の花が開く菊花壇 ~新宿御苑で心底驚いた話~

 

昨日は、ノマドをしに新宿御苑に行きました。
行かれたことありますか?
すっっっっっごくいいところですよ。
東京の財産だと思います。



で、今日はタイトルどおり、
~新宿御苑で心底 驚いた話~ をします。
Facebookに先にアップしたら、
感動! びっくり! 信じられない!と
たくさん感想が寄せられたので、
ブログを読んでくださっている方々も
驚かれるんじゃないかなと思います。
~ ~ ~
新宿御苑の秋の風物詩といえば「菊花壇」。

 

これとか

 

これとか。




実は私、菊にはあまり興味がありませんでした。
広い青空の下に、原稿を書きに行っただけなんです。
それが、たまたま年配の女性たちと入場が一緒になり、
その一人が入口の菊花壇を見て、言ったんです。

 

「1本なのよね」



 

「うそっ!」 
私はびっくりして、中を覗き込みました。

そしたら…

1本でした。
たった1本の茎から、こんもりとした
山のような菊の花々が咲いていたんです。


極めつけはこちら。



菊の法被をきた、かっこいい職人さんをつかまえて、
私はいろいろお聞きしました(ほぼインタビュー)

 

上の黄色いものなんて、
細い1本の茎から535輪の花が咲いているんですよ!
いったいどこにそんな力が!?



私は本当にびっくりして、感動して、
執筆そっちのけで動画をつくりました。
ブログにはシステム上、載せられないので、
こちらのTwitterで観ていただきたいです。

 

9月に搬入して、
11月の2週間、開催される菊花壇までに、
こんなに立派に育てます。
裏方も合わせて総勢100人の手がかかっています。
生き物だから、途中で茎が伸びていきます。
きれいな山の形を維持するのが大変で、
ここが腕の見せ所です。
菊の命は1年。
この菊たちも今年限りの命です。
~ありがとう~

 

菊自身は、
あんなに頑張って咲かせたかったのか
聞いてみないと分からないけれど、
「花を咲かせる」のが菊の性ならば、
信じられないほど見事に花開かせて終わるのは
悪い生き方ではないように感じました。
なんか、「生き切る」って気がして。



そして、
こんなに細い幹というか茎から、
あんなにたくさんの花が咲かせられるなら、
人間の潜在能力だって、すごいはず、と。

 

新宿御苑の菊花壇。
2020年は11月15日までです。

 

なんかかわいい。

 

比較物がないから分かりにくですが、
1枚1枚の花弁がとっても大きい!



新宿御苑はよいところ

 

 




自分のポテンシャル(潜在能力)を
自分であなどらないように生きましょう。
ではまた~。
瀬戸川礼子でした。