こんにちは。
過ごしやすい気候になったので、
過ごしやすい気候になったので、
ゼラニウムがまた咲き始めました。
さて今日のテーマは、
「メンタルヘルスについて8つの質問」です。
コロナの前から叫ばれている問題ですが、
コロナになって一層、
問題が根深くなっているかもしれません。
今日はこれについて考えていきましょう。
いつも経営についてたくさん学ばせていただいている
ネッツトヨタ南国の横田英毅さんの本
『会社の目的は利益じゃない』(P98)
から紹介します。
下記は同社が定期的に行うアンケートです。
いくつ当てはまりますか?
1成長の実感がない
2自分で考えて仕事をすることができない
3あまり自由に意見が言えない
4自分の努力が評価されない
5職場の人間関係、上司関係がよくない
6コミュニケーション不足、チームワークが少ない
7部門間のセクショナリズムが強い
8所属している組織を愛せない
同書によると、
このアンケートを
メンタルヘルス問題を抱える会社で行うと、
6つ、7つと当てはまる社員が多いそうです。
一般の中小企業ではだいたい4つほど。
一方、ネッツトヨタ南国では、
1つ当てはまる人が50%、
ゼロが50%。
いかに健康的な会社かがわかりますね。
では、メンタルヘルスの問題を抱える会社は
どうすればいいのでしょうか?
このアンケートをやっていない会社は、
実際に全員でやってみて、
みなで話し合うことが大切だと思います。
しかしやはり影響力を持つのは経営者です。
横田さんも本の中で書かれていますが、
経営者が自ら変わることが大事です。
心を入れ替える、という意味ですね。
しかしこれが難しい。
経営者が内省して、本気で社員のやりがいを
高めようと努力する。それが理想ですが、
実際問題、レアケースです。
働く人が幸せで結果も出している「いい会社」
が少ないのは、それが一番の理由といっても
過言ではありません。
ではどうすればいいのか?
自分はどうしたいのか?
我慢してでも安定した生活が必要か、
心を休めることを優先して休職・退職するか、
力をつけて転職するか、
どんな道でも選ぶことができます。
休職も退職も転職も、珍しいことではなく、
経験者はごまんといます。
選ぶ権利を持っているのは自分だ。
このことをどうぞ忘れないでくださいね。
※今日のメンタルヘルスの続きはこちらです。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。
youtubeはこちら。
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