こんにちは。
今日のテーマは、
都知事選2020に思うこと
~政治のレベルは国民のレベル~ です。
~政治のレベルは国民のレベル~ です。
昨日、一票を投じてきました。
結果は、小池さんのすさまじい圧勝。
私としては残念な結果となりました。
小池百合子さん 366.1万票
宇都宮健児さん 84.4万票
山本太郎さん 65.7万票
さらに残念なのは
55.0%という投票率の低さです。
半分近くが無関心だった…。
しかも、2016年の前回よりも
4・73ポイント下がりました。
おかしいなあ。
今回初めて、投票で並んだんです。
ソーシャルディスタンスだとしても、
行きも帰りも20人以上並んでいたので、
投票率は高い?と期待したのに、まさか下がるとは。
「政治のレベルは国民のレベル」
と言われるのはその通りで、
多くが政治に無関心だったら、
政治家が決めたことに文句も言えません。
NHKの意識調査。
青に共感。
赤の「発信力」は、コロナの時期は高くなって当然で、
知事の資質と関係あるかな?
日本の首都の知事選でありながら、
自分に不利になるであろうテレビ討論を避けたのに、
「発信力が高い」という認識はなぜ生まれるんだろう?
それで私が今回思ったのは、
政治の話を日常会話にしないと
本当にまずいことになる、
ということです。
「政治と野球と宗教の話はするな」
という昔の呪縛から抜け出しましょう。
野球と宗教はともかく、
政治はすべての人の生活・仕事に関係があります。
なのに政治の話をしてはいけない風潮って
やっぱりおかしい。
私たちが大人しく黙っていると、
「お金に困っておらず、
お金の使い方を知らないエライ人」に
ついていかないといけないことになります。
国政も昔からそうなっていますけど。
そうなっていることを、せめて知っておかないと。
多数決で決める民主主義国家である以上、
誰が当選しても激変はしないです。
今回もし他の人が当選していても
ほとんど何も変わらないように感じるはずだし、
「どうすればいい?」の正解は
複雑すぎて誰も出せないでしょう。
一方がいい目を見れば、
一方はいい目を見られないことが山積みで、
全員を満足させる施策はなさそうです。
分かりやすいのは東京オリンピックです。
政府や知事は延期して行うと言いますが、
追加費用が3000億円かかる試算があって、
3000億円÷365日=8.2億円
毎日毎日、8.2億円の血税が消えています。
日本はもはやお金持ちの国ではないけれど、
今日も明日も8.2億とさようならです。
でも、選手や関係者やファンは
もちろん開催をのぞむでしょうし、
選手の努力が報われてほしいのはもっともです。
そして、大手ゼネコンは儲かっています。
こういう風に、
あちらをたたせばこちらがたたず。
誰もが満足する施策はないのです。
でも、私たちが無関心を装わず、
政治について「どう思う?」を語る習慣がついたら、
政治家ももっと誠意を持ってあたるはずです。
専門分野を持つ人ならわかると思いますが、
相手の知識もかなり高いぞ、と思ったら、
気を引き締めて物事に当たりますよね?
政治も同じだと思います。
政治にはさほど詳しくない私ですが、
もっと関心を持とうって強く思いました。
どうせ誰がやっても…とあきらめずに。
もう始めているけど、
友だちや家族など、親しい人から対話していこう。
「私はこう思うけど、どう思う?」と。
都民で経営ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。
【おまけ】
ベランダのトマトを1つ初収穫しました。
なんか感激。ほどよい酸味で美味しい。