きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

人をご紹介するときの約束事


こんばんは。
7月2~3日と旅に出ていました。
これについては追ってブログで書く予定です。

さて今日のテーマは、
「人をご紹介するときの約束事」です。

これまで、
いろいろな方が私のことをいろいろな方に
紹介してくださり、また私も、
いろいろな方にいろいろな方をご紹介しました。
「紹介してほしい」と頼まれることも多いし、
頼まれなくても「紹介したい」と行動したこともあります。


新しい出会いが素晴らしいご縁となったことは数知れず
有難いし、嬉しい限りです。
ただ、失敗もあります。


そんな体験の中で、
「私が人に人をご紹介するときの約束事」ができました。

・人を敬う人同士であること。
・優しい人同士であること。
・何をやるかより誰とやるかを重視する人同士であること。
・波動(よく知らんけど直感で)が似ている人同士であること。
・馴れ馴れしくない人同士であること。
・私がそれぞれの人を好きな同士であること。
・小さな約束でも守る人同士であること。
・もしも合わなければ、合わないと言ってくれる人同士であること。  
要するに、信頼できる人同士であること、です。

言うまでもなく、仕事の場面では
互いの専門分野を鑑み、いい化学反応が起きそうとか、
そういうことは踏まえた上での話です。



人を紹介した失敗経験はこういうことでした。
       ↓
仕事で悩んでいる後継者Aさんに、
いい会社の見学をおすすめしたのです。
行きたいので仲介してほしいというので、
知り合いのいい会社の経営者に連絡し、
快く承諾いただきました。
ところが、日程や内容、同行人数を
やりとりする段階になると
Aさんはメールの返事を3日、4日と待たせるのです。
そういうことが何度かありました。
病気とかそういう理由ではなく、
待たせないようにしよう、と思わないようです。
このままだと、良心的な知り合いの経営者に
ご迷惑がかかるので、紹介はやめました。
この失敗は教訓になりました。


上記のような約束事を考えずに紹介してしまうと、
上手くいく確率は非常に低い、というのが私の実感です。


また、こういうこともあります。
「人を紹介してほしい」と私に依頼される人が、
よりよい物事のための仲間を探しているのか、
自分にとって使いやすい人を探しているのか、
ここも重要なところ。

依頼主は「使いやすい人がいい」とは言いませんが、
言葉からそれは隠しようもなく、伝わってくるものです。
その場合は、紹介するはずがありません。
仕事なんだから仲間なんていらないと考える人も、
いつの時代ですか?って感じでお断りです。


人に人をご紹介する。
これは適当にすることじゃないと思うんです。
AさんにBさんを紹介したら何が起こるかというと、
・私の手を離れてAさんとBさんが直接やり取りする。
 (ご自由にどうぞ、と思う)
・私が紹介した手前、「感じ悪い人だった」と私に
 言いにくいかもしれない(言ってほしいけれど)
・つまり、一度紹介したら、その後の関係性は
 私は責任が取れない。

ということで、人に人をご紹介するときは
信頼できる人同士だけ、です。


上記の約束事を守るようになってからは、
「お陰で素晴らしいご縁をいただいた」とか
「あれがターニングポイントになった」など
喜んでいただくことが増えました♡


昨今、横のつながりが大事とか、コラボとか、
新しい交流が以前より盛んになっていて
人の紹介需要は増えているかもしれません。
素敵な出会いには喜びがあります.。*☆+.*.。☆゚+..。*゚+


ただ、人はモノではありません。
多様な感性と感情を持つ存在です。
また、人と人との関係は、
どこか神聖なもののようにも思います。
ということで、私は人をご紹介する
ことについては慎重派なのです。

【おまけ】
ベランダのトマトが一つ色づき始めました。
経営ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。