きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

「ありがとう」を、過去形の「ありがとうございました」にしないわけ



こんにちは。全国的にお天気ですね
昨日はうちのデビルレイコがお邪魔しましたが
今日はエンジェ…、普通の礼子がお送りします。

 

テーマは、
「ありがとう」を、過去形の「ありがとうございました」にしないわけ
です。



「ありがとうございます」という感謝の気持ちを、
ありがとうございましたと過去形で言うのはなぜだろう?

そう思うようになったのは、
ずーっと前に一度だけ聞いた川柳がきっかけです。


「ありがとう  
 言ったそばから  
 した(舌)を出す」

ホントにそう思ってる?と
皮肉が込められた一句です(詠み人知らず)。
これが脳裏に焼き付きまして、
以来、過去の出来事であろうと、
できるだけ
(その節は)ありがとうございます」
現在形を使うようになりました。


ただし、講演の最後なんかには、
「これで終わりです」という合図にもなって
場のおさまりがいいので、
ご静聴ありがとうございました」と言います。



たぶんこの感覚と同じように、
「~した」のほうが気分的にしっくりするから
多くの場面で、無意識に過去形が使われるのでしょう。

いいんですよね。過去形だって全然。
表現することこそが大事なので。




でも近年では、
「おめでとうございます」までが
おめでとうございました」と言われたりして
(テレビで何度も聞いています)
いやいやお祝いまで過去形にしなくてもねえ、
と思うのです。

「ありがとうございます」
「おめでとうございます」

ほかにもあるかもしれないけれど、
少なくともこの二つ、私は
時が過ぎてもできるだけ現在形で伝えたいな。

その出来事は変わらないのだし、
その出来事があって今があるのだし、
その出来事に対する思いはそっと続くのだから。



読んでいただきありがとうございます。
 ↑ これはちょっとわざとらしい (*´艸`*)
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。



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